☆抗血小板薬、抗凝固薬を使っていないか。
☆腎臓に腸管がかぶっていないかCTで確認する。
☆血腫吸収で発熱する。
☆生検後の流れ
①生検前日21時以降は食事禁止(水、お茶はOK)、排便は生検前に済ませておく
②生検後2時間はバルーン留置しベット上安静
③エコーで血腫増大や出血ないことを確認
④血腫増大なければ片膝ずつ挙げてもよい
⑤さらに3時間後にエコー確認
⑥問題なければ生検側を下にした状態で側臥位をとっても良い(食事は寝ころんだままでも食べられるおにぎり食にする)
⑦翌朝採血でHbが生検前と比べて2g/dl以下の差ならOK、2g/dl以上なら造影CT
⑧OKならバルーン抜去し、安静解除
ページビューの合計
2014年7月29日火曜日
血管炎について
☆血管炎の分類
・大型血管炎:高安病、側頭動脈炎
・中型血管炎:バージャー病、PN、川崎病
・小型血管炎:(ANCA関連血管炎)MPA、Wegener、アレルギー性肉芽腫性血管炎
(IC血管炎)HSP、本態性クリオグロブリン血症、MRA
☆症状
・原因不明の発熱:38-39℃、スパイク状
・全身症状:体重減少、全身倦怠感
・臓器症状
大中型血管炎:
総頚動脈:眩暈、頭痛、失神
顎動脈:咬筋跛行
眼動脈:霧視、複視、失明
鎖骨下動脈:上肢のしびれ、冷感、易疲労感、上肢血圧左右差、脈なし
腎動脈:高血圧、腎機能障害
腸間膜動脈:虚血性腸炎
冠動脈:AP、MI
肺動脈:咳、血痰、呼吸困難
小型動脈炎:
皮膚:網状皮斑、皮下結節、紫斑、皮膚潰瘍
末梢神経:多発単神経炎
筋肉:筋痛
関節:関節痛
腎臓:半月体形成性糸球体腎炎
消化管:消化性潰瘍、消化管出血
心臓:心筋炎、不整脈
肺:肺胞出血
漿膜:心膜炎、胸膜炎
眼:網膜出血、胸膜炎
☆治療合併症
・カリニ肺炎
50歳以上で、
PSL1.2mg/kg/day以上orPSL0.8mg/kg/day以上+免疫抑制剤併用or免疫抑制剤使用+末梢血リンパ球数500/μL以下のいずれかを満たすときは、ST合剤(バクタ)を予防投与する。バクタ1g/日~2gを週2回~4gを週2回投与
・骨折予防
YAM80%未満、初期大量使用時はTスコアに限らず、活性型ビタミンD3、ビスホスホネートを使う。歯科疾患があればビスホスホネートは使えない。
☆血管炎診断のアプローチ
大型、中型:血管造影CT→バージャー病、高安病、側頭動脈炎
小型:
IC陽性→IgA上昇ならHSP、クリオグロブリン上昇ならクリオグロブリン血症、RF強陽性ならMRA
IC陰性→MPO-ANCA陽性ならMPA/AGA、PR3-ANCA陽性ならWG
・大型血管炎:高安病、側頭動脈炎
・中型血管炎:バージャー病、PN、川崎病
・小型血管炎:(ANCA関連血管炎)MPA、Wegener、アレルギー性肉芽腫性血管炎
(IC血管炎)HSP、本態性クリオグロブリン血症、MRA
☆症状
・原因不明の発熱:38-39℃、スパイク状
・全身症状:体重減少、全身倦怠感
・臓器症状
大中型血管炎:
総頚動脈:眩暈、頭痛、失神
顎動脈:咬筋跛行
眼動脈:霧視、複視、失明
鎖骨下動脈:上肢のしびれ、冷感、易疲労感、上肢血圧左右差、脈なし
腎動脈:高血圧、腎機能障害
腸間膜動脈:虚血性腸炎
冠動脈:AP、MI
肺動脈:咳、血痰、呼吸困難
小型動脈炎:
皮膚:網状皮斑、皮下結節、紫斑、皮膚潰瘍
末梢神経:多発単神経炎
筋肉:筋痛
関節:関節痛
腎臓:半月体形成性糸球体腎炎
消化管:消化性潰瘍、消化管出血
心臓:心筋炎、不整脈
肺:肺胞出血
漿膜:心膜炎、胸膜炎
眼:網膜出血、胸膜炎
☆治療合併症
・カリニ肺炎
50歳以上で、
PSL1.2mg/kg/day以上orPSL0.8mg/kg/day以上+免疫抑制剤併用or免疫抑制剤使用+末梢血リンパ球数500/μL以下のいずれかを満たすときは、ST合剤(バクタ)を予防投与する。バクタ1g/日~2gを週2回~4gを週2回投与
・骨折予防
YAM80%未満、初期大量使用時はTスコアに限らず、活性型ビタミンD3、ビスホスホネートを使う。歯科疾患があればビスホスホネートは使えない。
☆血管炎診断のアプローチ
大型、中型:血管造影CT→バージャー病、高安病、側頭動脈炎
小型:
IC陽性→IgA上昇ならHSP、クリオグロブリン上昇ならクリオグロブリン血症、RF強陽性ならMRA
IC陰性→MPO-ANCA陽性ならMPA/AGA、PR3-ANCA陽性ならWG
2014年7月18日金曜日
造影剤腎症(CIN)
・造影剤投与後72時間以内にCrが0.5mg/dlもしくは25%以上上昇したもの。
・7~14日で軽快する場合が多いが、ARFに至るものもある。
・最大造影剤投与量(ml)=5×体重(kg)/Cr(mg/dl)
*ヨード含有量370mg/mlの造影剤を使用した場合
*最大投与量は300mlとする
・CIN予防には検査前6時間、検査後12時間に生食を1ml/kg/hrで投与する。
・緊急の場合は300mlの生食をボーラス投与する。心不全がある場合150mlにする。
*2000ml/day投与群とCIN発症率に優意差はなかった。
・dynamicCT(動脈相、門脈相、平衡相)では600mg/kgつまり2ml/kgの造影剤が必要。CTangiography(大動脈の造影)では300mg/kgつまり1ml/kgの造影剤が必要。
*ヨード含有量が300mg/mlの造影剤を使用した場合
・7~14日で軽快する場合が多いが、ARFに至るものもある。
・最大造影剤投与量(ml)=5×体重(kg)/Cr(mg/dl)
*ヨード含有量370mg/mlの造影剤を使用した場合
*最大投与量は300mlとする
・CIN予防には検査前6時間、検査後12時間に生食を1ml/kg/hrで投与する。
・緊急の場合は300mlの生食をボーラス投与する。心不全がある場合150mlにする。
*2000ml/day投与群とCIN発症率に優意差はなかった。
・dynamicCT(動脈相、門脈相、平衡相)では600mg/kgつまり2ml/kgの造影剤が必要。CTangiography(大動脈の造影)では300mg/kgつまり1ml/kgの造影剤が必要。
*ヨード含有量が300mg/mlの造影剤を使用した場合
2014年7月4日金曜日
★日本内科学会雑誌 オンラインサービス
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/naika/-char/ja
去年までのアーカイブはパスワードやIDなしでも自由に閲覧できます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/naika/-char/ja
去年までのアーカイブはパスワードやIDなしでも自由に閲覧できます。
登録:
投稿 (Atom)