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2016年12月28日水曜日

胸部X線の見方①
・鎖骨より上は肺尖部、中肺野は第2-4肋骨前端部、肺門部
・上肺野はS1,2,3、中肺野はS3,6、下肺野はそれ以外
・シルエットサインは3と5だけ覚える!!心房→S3、心室→S5、横隔膜→S8(3+5と覚える)、下行大動脈の上半分→S6(3+3と覚える)、下行大動脈の下半分→S10(5+5と覚える)
・線が消えている→病変がある(陽性)=シルエットサイン陽性

肺の聴取
①連続性ラ音
・高調性 ピー、ヒュー wheeze
 →末梢の気管支の狭窄(喘息)、気管支が狭くなる呼気の方が聴取しやすい、呼気も吸気も聴取
・低調性 ブー、グー rhonchi
 →太い気管支の狭窄(腫瘍、痰)、呼気も吸気も聴取
②断続性ラ音
・coarse crackle ブツブツ、気道内の分泌物が震えるときの音、呼気も吸気も聴取、肺炎、肺水腫
・fine crackle パリパリ、パチパチという細かい音、間質性肺炎でしなやかさがなくなった肺胞や気道が膨らむときの音、吸気の終わりのみに聴取

2011年4月12日火曜日

治療や診断に使う電離放射線
・X線
 電子を金属にぶつけて出る放射線
 単純X線写真、血管造影、CT、リニアック高エネルギーX線治療
・γ線
 原子核崩壊で出る電磁波
 シンチグラフィー、放射線治療(要するにRIを使う治療)

治療や診断に使うRI
 RIから出るγ線を利用する
・密封小線源療法
 Ra,Cs,Ir,Au
 上咽頭癌、舌癌、喉頭癌、乳癌、子宮頸癌、前立腺癌、食道癌
・RI内服療法
 131I
 甲状腺分化癌、Basedow病
・シンチ
 mがついたものはジェネレーターでカウから作る
 99mTcO4→脳、胃、甲状腺、唾液腺
 201Tl→心筋シンチ
 67Ga→腫瘍、炎症、サルコイドーシス
 111In→脳槽シンチ
・PET
 投与は投与直前にサイクロトロンで作る
 18F-FDG→グルコース代謝量測定
 H2-15O→脳血流量、酸素代謝量測定
放射能の単位
・核分裂する物質=放射性物質、放射性同位元素(RI)
・放射能=核分裂能、結果出てくるのが放射線
・ベクレル(Bq)→放射能の単位、1Bqは1秒に1個の原子核が崩壊すること
 シーベルト(Sv)→出てくる放射線の単位、安全管理で使う
 グレイ(Gy)→体に吸収される放射線の単位、治療管理で使う
・基本は1Sv=1Gy、α線は1Sv=5Gy~20Gyくらい
・SvとBqの関係は放射性同位元素(RI)の種類、時間、距離、接種方法によって違うが、
 吸入した場合、だいたい
 プルトニウム:1Sv=1万Bq
 I131:1Sv=100億Bq
・事故発生(3/11)からの数時間、1時間あたり1兆Bqの放射性物質を放出していた→100Sv/hr(131Iとして)
・4/11の東京葛飾区水元公園地表の放射線量→17μSv/hr

2011年3月15日火曜日

放射線の種類
電離放射線
・X線→加速させた電子を金属にぶつけたときにでてくる電磁波。エネルギー小
・γ線→原子核から出てくる電磁波。エネルギー小
・β線→電子
・α線→ヘリウムの原子核
・陽子線
・中性子線
・重粒子線→炭素の原子核
非電離放射線
・紫外線、赤外線、可視光線、超音波


放射線の単位
・Gy(グレイ)→吸収されたエネルギー。1Gy=1J/kg
・Sv(シーベルト)→放射線ごとに影響が異なるので、それをGyに加味したもの。
 X線、γ線、β線では1Sv=1Gy
 陽子線では1Sv=5Gy
 中性子線では1Sv=5~20Gy
 α線、重粒子線では1Sv=20Gy
(中性子線、α線、重粒子線など原子核粒子によるものはエネルギー大だとわかる)


全身被曝の症状と予後(以下は1Sv=10Gyとして計算した)
・2Gy=0.2Sv=200mSv=20万μSv以下:3時間後から軽度白血球減少(リンパ球→顆粒球→血小板→赤血球)。死亡率10%以下。
・10Gy=1Sv=1000mSv=100万μSv以下:1時間後から骨髄死→感染、出血。死亡率90%以下。
・20Gy=2Sv=2000mSv=200万μSv以下:30分後から消化管壊死→嘔吐、下痢、吐血、下血、脱水。死亡率90%以上。
・50Gy=5Sv=5000mSv=500万μSv以下:数分後から中枢神経壊死→脳浮腫→けいれん、意識障害。死亡率100%。


確率的影響
・すこしでも被爆すると線量に比例して障害の発生率が上がる、晩期障害(数ヶ月以降)
・発癌と遺伝(→少しだからと言って安心出来ない)
非確率的影響(確定的影響)
・ある線量(閾値)を超えるまでは起こらない障害
・①早期障害→皮膚、骨髄、消化管、生殖器 ②晩期障害→水晶体、腎臓、肺

非確率的影響の閾値(以下は1Sv=10Gyとして計算した)
・骨髄は5Gy=0.5Sv=500mSv
・性腺は35Gy=3.5Sv=3500mSv
・皮膚/水晶体は50Gy=5Sv=5000mSv

正常臓器の耐容線量TD50/5(5年後に50%に障害が生じる線量)(以下は1Sv=10Gyとして計算した)
・水晶体、卵巣は12Gy=1.2Sv=1200mSv
・精巣は20Gy=2Sv=2000mSv
・腎臓は28Gy=2.8Sv=2800mSv
・他はだいたい60Gy=6Sv=6000mSv程度以上(脳、消化管、肺、皮膚など)
ふつうホルモンは、血中から材料を取り込んだ腺細胞が合成し、血中に送り込む。ただ、ヨウ素だけは人間が陸上化したために不足しがちで、そのため、甲状腺のろ胞というタンクに貯めこみ、必要に応じて甲状腺ホルモンを合成する仕組みをとっている。

だから、原発事故などで放射線性のヨウ素が放出された場合、このろ胞に放射線性のヨウ素が取り込まれ(汚染)、放射線を照射し続け、甲状腺癌の原因になる。

そこで、あらかじめヨウ素で甲状腺のろ胞をいっぱいにして放射線性のヨウ素を取り込めないようにする。だからルゴール内服が原発事故による甲状腺癌予防に役立つ。
被曝と汚染。被曝は一過性の放射線照射、汚染は持続性の放射線照射。

だから、皮膚に付着したり、放射線物質を体内に取り込んだらそれは汚染。単に放射線照射を受けただけなら被曝という。だから内部被曝は汚染のひとつ。

これらを応用したのが密封小線源療法。組織内照射と腔内照射に分けられる。ラジウム、セシウム、イリジウム、金、ヨウ素などを使う。舌癌、乳癌、前立腺癌、子宮頸部癌、食道癌に適応。

甲状腺分化癌やバセドウ病には131-Iを使う。

2011年3月13日日曜日

1mSv=1000μSV
胸部X線写真1回0.06mSv=60μSV
頭部CT1回1mSv=1000μSV
腹部CT1回10mSv=10000μSV
PET1回2.4mSv=2400μSV
自然環境での被曝2.4mSv/年=2400μSV
職業被曝100mSv/5年かつ50mSv/年以内

放射線による影響のうち、発癌や遺伝的影響は線量が少ないからと言って安心出来るものではなく、少量でも起こりえる(確率的影響)。それに対して、消化器症状や白内障は一定の閾値を超えなければ起きない(確定的影響)。閾値が確定してるから確定的影響と覚える。