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2022年11月19日土曜日

ボスミン筋注 年齢別投与量

13歳以上(≒中学以降)は0.5mg
6-12歳(≒小学生)は0.3mg
1-5歳(≒未就学児)は0.15mg
10kg以下の乳幼児は0.01mg/kg
効果不十分なら5〜15分間隔でシリンジ製剤を使用して0.5mgを追加投与すればよい。

新型コロナワクチン接種後、死亡例経過

☆ワクチン接種後の死亡例。高度肥満、SAS、DM、HT。
・ACS vs アナフィラキシー。咳が出た時点でボスミン筋注すべきという意見が多い。救命できたかは不明(難しかっただろうという意見多数)。
・皮膚症状はアナフィラキシーに必須ではない。
・朝から体調不良があり、DMによる無痛性AMIがあった可能性(不安定AP)。
・虚血が原因でsevere MRを来し、急激な肺水腫、その後一気に心停止に至ることがある(年1、2例)。高度肥満の人から喘鳴聴取できないというのは普通にあり得る。
・アナフィラキシーによる喉頭浮腫、窒息。その後、強い呼吸努力による陰圧性肺水腫様の病態。胸郭運動のみで換気がなければ喘鳴聴取しない。
・アナフィラキシーが原因でおこる心不全をKounis症候群という。
・アナフィラキシーで泡沫状のピンク色痰の報告はある。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/4712781/


2022年11月18日金曜日

8週間続く慢性咳嗽180例の解析

8週間続く慢性咳嗽180例の解析:50%は気道過敏性亢進(一部はβ刺激吸入が効果ある席喘息)、20%がGERD、残りは後鼻漏、病態不明(数%)

2022年11月17日木曜日

慢性咳嗽の処方例

例1)
•クラリスロマイシン200mg1T朝
•モンテカルスト10mg1T就寝前
•ビラノア20mg1T就寝前
•アンブロキソール1T夕食後
•レルベア200μg1吸入朝
•メプチンエアー10μg発作時1吸入1日8回まで
例2)
•クラリシッド200mg1日2T2X
•シングレア10mg1T就寝前
•ムコダイン500mg1T毎食後
• メプチンエアー10μg発作時2吸入1日8回まで

2022年11月15日火曜日

発達障害は遺伝するか

•一卵性双生児なら70%、兄弟姉妹は20%
•発達障害に関する遺伝子は多数あり、どんな人でもいくつかは持っている。あるかないかより、特性が強いか弱いかということ。
•環境による影響は「はっきりしない」。親の別の疾患や生活習慣が影響する可能性。親の育て方によって発症することはない。