☆睡眠薬、抗不安薬まとめ
●ソラナックス
・一般名;アルプラゾラム(=コンスタン、武田薬品工業)
・半減期14時間
・最高投与量は2.4mg
・パニック障害に効果が高い
・抗不安、鎮静作用はジアゼパム(セルシン、ホリゾン)よりも強力だが、筋弛緩作用の副作用は小さい
・良くみられる副作用は眠さ(4~5%程度)
●ワイパックス
・一般名:ロラゼパム
・半減期15時間、作用時間は8時間~12時間
・デパスやレキソタンよりややライトで、セレナールやリーゼよりは強いという印象。
・肝障害の患者にも処方しやすい(肝臓で1回しかグルクロン酸抱合を受けない)。
●デパス
・一般名;エチゾラム(チエノジアゼピン系)
・半減期6時間
・1日に0.5mg~3mgまでが処方可能
・不安と統合失調症の不眠に適応
・抗不安作用はマイナートランキライザーの中では強い方で、眠さも慣れるとそれほどではなくなる。
・半減期が短い方であり、ハルシオンに見られるような健忘が出現することがある。
・筋弛緩作用もあり、時に老人の転倒や若い人でも階段で空足を踏むような影響が出ることがある。
・1ヶ月処方が可能
●レキソタン
・一般名;ブロマゼパム
・半減期は8~19時間
・強力な抗不安作用
・15mgまで処方できる
・眠さ、ふらつきは比較的出やすい(メイラックスに比べると副作用が明らかに目立つ)。ただ、飲み慣れるとそれほどではない。
・力価的にはメイラックス、ワイパックスなどより弱いが、多いミリ数が投与されることがわりに多く、また副作用的に重いので効果が大きい抗不安薬に見える。だから以前には、強迫神経症やボーダーラインのようなやや重い神経症によく処方されていた。
●レンドルミン
・一般名;ブロチゾラム(=グッドミン)
・短期型睡眠導入剤、半減期は6.8時間
・用量としては0.25mgで処方されるが、麻酔前投薬として0.5mgの処方が認められている。
・チエノトリアゾロジアゼピン系で構造的にデパスに非常に似ている(Br+エチゾラム)。
・マイスリーは統合失調症およびうつ病に処方できないので、ハルシオン、アモバンなどと並んで、良く処方される短期型睡眠導入剤の1つ。
●ハルシオン
・一般名;トリアゾラム
・半減期は2~3.5時間くらい、眠剤では最速(超短時間作用型の眠剤)
・1991年の夏、ニューズウイーク紙は、ハルシオンにより他人への敵意が昂じたり不安を煽るような有害作用の危険性に言及、安全性に疑問を投げかけた。
・本来ベンゾジアゼピンは稀に、恐怖感、焦燥感、敵意、怒り、攻撃性などが出現する(奇異反応)。
・強い薬物ではあるので、入院患者で不眠が強い患者には今でもそこそこ処方される。
●マイスリー
・一般名;ゾルピデム
・超短期型の睡眠薬。半減期は2時間。
・マイスリーはハルシオン(半減期2時間)やデパス(半減期6時間)に比べて健忘が少ない印象。
・統合失調症やうつ病(躁うつ病も含む)の不眠には適応がない。治験時にこんな風に制約をつけた方が早く認可されるからという話であったが正確なところは知らない。外国では統合失調症や躁うつ病でも処方できる。日本だけのローカルルール。
●ロヒプノール
・一般名;フルニトラゼパム(=サイレース)
・ベンゾジアゼピン系の睡眠薬
・半減期は15時間ほどで中間くらいの半減期
・麻薬及び向精神薬取締法上の第2種向精神薬に指定(ベンゾジアゼピン系では唯一、ロヒプノールのみ)。ちなみに3種には多くの睡眠薬が入れられているが、アモバン、デパス、リスミーなどは含まれていないため1ヶ月処方可能。
・依存性、乱用性で危険であるとされ、耐性獲得が早く乱用されたときに奇異反応(不安焦燥感が高まり、攻撃的な反応を起こす)が増加すると言われている。
・海外旅行の際に、たまたまロヒプノールを所持していて空港などで発覚した場合、逮捕されると思われる。
●半減期/ピーク/最大用量
ユーロジン 24hr/5hr/4mg
エバミール 10hr/1.5hr/2mg
リスミー 10hr/3hr/2mg
ロヒプノール 7hr/1.5hr/2mg
レンドルミン 7hr/1.5hr/0.5mg
デパス 6hr/3hr/3mg
アモバン 4hr/1hr/10mg
ハルシオン 3hr/1.2hr/0.5mg
マイスリー 2hr/0.8hr/10mg
●半減期と持ち越し効果
超短時間型:半減期2-4hr、入眠障害、持ち越し効果なし(マイスリー、ハルシオン)
短時間型:半減期6-10hr、入眠障害/中途覚醒、持ち越し効果あまりなし(レンドルミン)
中間型:半減期12-24hr、入眠障害/早朝覚醒、持ち越し効果生じることあり(ユーロジン)
長時間型:半減期24hr以上、中途覚醒/早朝覚醒、薬の作用が1日中持続する
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2020年1月9日木曜日
2019年12月29日日曜日
☆2020年の所得から所得税変更
☆2020年の所得から所得税変更
①給与収入と給与所得控除
-65万:全額
-162.5万:65万円→55万円
-180万:収入x40%→収入x40%-10万
-360万:収入x30%+18万円→収入x30%+8万
-660万:収入x20%+54万円→収入x20%+44万
-1千万:収入x10%+120万円→-850万:収入x10%+110万
1千万-:220万円→850万-:195万
②基礎控除
もともと38万円
→基礎控除の変更
-2400万円:48万円
2400-2450万:32万円
2450-2500万:16万円
2500万-:0円
③所得金額調整控除
23歳未満の扶養親族ある場合は給与収入が850万以上なら(給与収入-850万)x10%だけ給与所得控除が増える。給与収入が1000万以上では1000万円として計算する。
④結論
給与収入-850万:変化なし
給与収入850-2400万:23歳未満の扶養親族ない場合は15万x税率(33%or40%)分増税、23歳未満の扶養親族ある場合は変化なし
給与収入2400-2450万:23歳未満の扶養親族ない場合は31万x税率(40%)分増税、23歳未満の扶養親族ある場合は16万x税率(40%)分増税
給与収入2450-2500万:23歳未満の扶養親族ない場合は47万x税率(40%)分増税、23歳未満の扶養親族ある場合は32万x税率(40%)分増税
給与収入2500万-:23歳未満の扶養親族ない場合は63万x税率(40%or45%)分増税、23歳未満の扶養親族ある場合は48万x税率(40%or45%)分増税
(税率:-1800万:33%、1800-4000万:40%、4500万-:45%)
⇒
・子供がいる場合は年収2400万までは変化なくそれ以上は増税。
・子供がいない場合は年収850万までは変化なくそれ以上は増税。
2019年12月26日木曜日
2019年12月18日水曜日
ふるさと納税について
☆ふるさと納税について
1) 控除額の計算方法
・所得税からの控除額=(寄附額-2000円)×「所得税の税率」
・住民税からの控除額(基本分)=(寄附額-2000円)×10%
・住民税からの控除額(特例分)=(寄附額-2000円)×(90%-所得税の税率)
2) 上限額の計算方法
・住民税からの特例控除は住民税所得割額の20%(ここまでが自己負担2,000円の範囲)
・住民税からの基本控除の対象になる寄附額は所得の30%
・所得税からの控除対象になる寄附額は所得の40%
3) 結論
・所得税は「ふるさと納税額-2000円」の分だけ基礎控除が増える計算。
・住民税は「ふるさと納税額-2000-所得税の減額分」だけ減る計算。
・所得税率が40%の人は「ふるさと納税額-2000円」の40%分だけ所得税が減り、「ふるさと納税額-2000円」の60%分だけ住民税が減る計算となる。
・以上の結論はふるさと納税上限額を超えない範囲で寄付した場合に限る。
・返礼品が2000円以上の価値があれば絶対に損することはないと思われる。
1) 控除額の計算方法
・所得税からの控除額=(寄附額-2000円)×「所得税の税率」
・住民税からの控除額(基本分)=(寄附額-2000円)×10%
・住民税からの控除額(特例分)=(寄附額-2000円)×(90%-所得税の税率)
2) 上限額の計算方法
・住民税からの特例控除は住民税所得割額の20%(ここまでが自己負担2,000円の範囲)
・住民税からの基本控除の対象になる寄附額は所得の30%
・所得税からの控除対象になる寄附額は所得の40%
3) 結論
・所得税は「ふるさと納税額-2000円」の分だけ基礎控除が増える計算。
・住民税は「ふるさと納税額-2000-所得税の減額分」だけ減る計算。
・所得税率が40%の人は「ふるさと納税額-2000円」の40%分だけ所得税が減り、「ふるさと納税額-2000円」の60%分だけ住民税が減る計算となる。
・以上の結論はふるさと納税上限額を超えない範囲で寄付した場合に限る。
・返礼品が2000円以上の価値があれば絶対に損することはないと思われる。
2019年12月14日土曜日
注意すべきサプリの飲み合わせ
・降圧薬との併用で血圧低下:EPA、DHA、コエンザイムQ10、GABA、クロレラ、アルギニン
・血圧を上昇させる:甘草
・Caを上昇させる:Caを含んだサプリ+フォサマック、ビタミンD+サイアザイド
・Kを上昇させる:クロレラ/青汁+ARB
・尿酸値を上昇させる:ナイアシン
・眠剤の効果を減弱させる:ビタミンE
・経口血糖降下薬との併用で血糖値低下:マグネシウム
・γGTPを上昇させる:グルコサミン、コンドロイチン
・血圧を上昇させる:甘草
・Caを上昇させる:Caを含んだサプリ+フォサマック、ビタミンD+サイアザイド
・Kを上昇させる:クロレラ/青汁+ARB
・尿酸値を上昇させる:ナイアシン
・眠剤の効果を減弱させる:ビタミンE
・経口血糖降下薬との併用で血糖値低下:マグネシウム
・γGTPを上昇させる:グルコサミン、コンドロイチン
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