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2017年11月16日木曜日

導尿がうまくいかない場合

☆導尿がうまくいかない場合
・太いカテーテルに変更する。
・陰茎を引き伸ばし前立腺のところの角度をできるだけ直線化する。
・シリンジに詰めたキシロカインゼリー10-20mlを消毒した尿道口から注入し、しばらく指で尿道を塞いで前立腺部を押し広げた後に、押さえていた尿道口を解除した直後、すばやく尿道バルーンを挿入する。
・摂子をバルーンと平行になるように把持し、接子の先が尿道口の1-2cmまでバルーンと一緒に入り込む形でじっくり押し込む。
・直腸診をして前立腺を助手に持ち上げてもらうと、より直線化しやすくなる。
・うまく挿入できない場合や尿道口から出血が見られた場合、尿道損傷のリスクもあり泌尿器科へのコンサルトが必要。
・一度偽尿道口が作られてしまうと、盲目的な挿入は困難となる。