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2012年1月27日金曜日

定番禁忌肢

・うつ病に励まし
・腎不全に造影剤(出血性ショック/肝硬変→腎前性腎不全でも禁忌)
・小児のインフルエンザにアスピリン→Reye症候群
・ペニシリンアレルギーにセファロスポリン
・ペースメーカー、眼内鉄片異物、クリッピングにMRI
・妊娠可能年齢にいきなりX線
・MGにアミノ配糖体
・咽頭痛と白苔にいきなりPCG
・急性膵炎疑いにERCP
・イレウスに上部消化管造影
・精巣腫瘍、メラノーマ、腎細胞癌を生検
・経口血糖降下薬使用中の意識障害にインスリン
・褐色細胞腫にβブロッカー単独投与→α刺激で高血圧悪化
・異型狭心症にβブロッカー
・喘息にβブロッカー、チオペンタール
・大動脈解離に血栓溶解療法やIABP
・出血性ショックにアドレナリン(昇圧薬)→血圧維持できても末梢循環不全悪化して細胞死
・ガソリン、酸アルカリ誤嚥に胃洗浄→誤嚥性肺炎~ADRS
・パラコートに酸素投与→肺線維症誘発
・COPDに高濃度酸素→低O2呼吸刺激がなくなりCO2ナルコーシス
・呼吸性アシドーシスにNaHCO3→CO2↑で悪化
・HUSに止痢薬
・妊婦にACEI、サイアザイド、経口血糖降下薬、風疹ワクチン
・副腎皮質ステロイド薬の即時投与中止
・緊張性気胸に持続的陽圧換気
・水腎症に大量輸液
・徐脈にジギタリス
・HOCMに運動負荷心電図や強心薬
・食道静脈瘤に粘膜切除
・悪性症候群にハロペリドール筋注
・前置胎盤に内診
・胎児奇形という理由で急墜分娩→胎児仮死がない限りしない
・TTPに血小板輸血
・蒸留水を注射(禁忌と言うか)
・急性膵炎疑いに帰宅指示

2012年1月25日水曜日

99回必修

B5,13,17,18,24,33,38
C9,16,23,29,32,35


・心臓300g、肺400g、脾臓300g、膵臓70g
・麻疹は眼脂がみられる
・心尖拍動は鎖骨中線上に10円玉大に触知
・化膿性扁桃炎でリンパ節腫脹を認める部位
・女性の検尿では外陰部を清拭してから採尿する。
・採便は便の表面をこすって採るだけはダメ。
・胃全摘後の食道狭窄、腹膜播種→腸瘻造設よりIVH
・アル中、DM/HTコントロール不良でいきなり入院は不可
・頸部リンパ節腫脹
悪性リンパ腫→無痛性、可動性なし、盗汗、体重減少
伝染性単核球症→圧痛、全身リンパ節肝脾腫あり
成人Still病→軽度の圧痛、弛張熱あり
化膿性細菌感染→圧痛、可動性あり、発赤、毛包分泌物あり
・虫垂炎は破裂してなくても右下腹部の反跳痛、Blumbergあり
・嘔吐の時の初期輸液の組成は?Cl多め、乳酸Na多め、
・ドパミン:腎血管拡張させ、昇圧効果もあり→ショック時
エピネフリン:アナフィラキシー、心静止
ノルエピネフリン:あまり使わない
イソプロテレノール:AVブロック

2012年1月21日土曜日

95回
A37,44,53,56,66,67,85,89,94,104,107,111,113,120

2012年1月19日木曜日

まぎらわしい分類

・NYHA分類(慢性心不全)
Ⅰ:無症状
Ⅱ:階段、坂道で心不全症状
Ⅲ:軽い日常労作で心不全症状
Ⅳ:安静時で心不全症状

・Killip分類(急性心不全)
Ⅰ:無症状
Ⅱ:ラ音聴取が肺野の50%以下
Ⅲ:ラ音聴取が肺野の50%以上
Ⅳ:心原性ショック

・DeBakey分類(大動脈解離)
Ⅰ:上行+下行
Ⅱ:上行のみ
Ⅲ:下行のみ(a腹部-,b腹部+)

・Stanford分類(大動脈解離)
A:上行に解離あり
B:上行に解離なし

・Keath-Wegener分類(高血圧の眼底所見)
1度:細動脈の狭窄
2度:細動脈の硬化
3度:出血、滲出性病変
4度:乳頭浮腫

・Scheie分類(動脈硬化と高血圧の眼底所見)
細動脈硬化
S1:動脈壁反射+、交叉現象+
S2:動脈壁反射++、交叉現象++
S3:銅線動脈、交叉現象+++
S4:銀線動脈
高血圧性変化
H1:細動脈狭細化
H2:口径不同
H3:出血、白斑
H4:乳頭浮腫

・Fontaine分類(閉塞性動脈硬化症ASO)
1度:冷感、色調変化
2度:間欠性跛行 
3度:安静時疼痛 
4度:壊死、潰瘍

・Hugh-Jones分類(慢性呼吸不全)
Ⅰ:無症状
Ⅱ:階段、坂道で息切れ
Ⅲ:自分のペースでないと1マイル歩けない
Ⅳ:休み休みでないと50m歩けない
Ⅴ:会話、着替えで息切れ

・BPS
呼吸様運動、躯幹運動、筋トーヌス、羊水量、NST(各2点)
8点以上が正常、4点以下はtermination

・Apgarスコア
      0    1    2
Appearance:青  四肢青  桃
Pulse:  なし 100以下  100以上
Grimace: なし 顔しかめる 咳やくしゃみ
Activity: 弛緩 屈曲    活発
Respiration:なし 不規則  強泣
4~7点は1度、0~3点は2度新生児仮死

・Bishopスコア
         0    1    2    3
頚管開大度(cm)  0   ~2   ~4    ~6
下降度(sp)    -3   -2    -1    +1
展退度     ~30  40~50  60~70  80~
硬さ      鼻翼  口唇   マシュマロ
8点以上で分娩誘発可能

・子宮頚癌の期別分類
Ⅰa1:基底膜を超えた深さ3mm以下→円錐切除
Ⅰa2:基底膜を超えた深さ3mm~5mm→準広汎子宮全摘
Ⅰb:基底膜を超えた深さ5mm以上
Ⅱa:膣壁2/3までの浸潤
Ⅱb:子宮傍組織浸潤、しかし骨盤壁浸潤はない→広汎子宮全摘
Ⅲa:膣壁2/3以上の浸潤
Ⅲb:子宮傍組織浸潤、骨盤壁浸潤もある
Ⅳa:膀胱直腸浸潤
Ⅳb:肺転移など小骨盤腔を越えたもの→内照射+外照射

・JCS(意識障害)
覚醒:1意識清明とは言えない、2失見当識、3名前生年月日が言えない
刺激で開眼:10普通の呼びかけで、20大きな声や揺さぶりで、30痛みで
痛み刺激:100払いのける、200手足を動かす、300無反応

・GCS(意識障害)
Eye Opening:4spontaneous、3to speech、2to pain、1none
Verbal response:5orientated、4confused conversation、3inappropriate word、2incomprehensible word、1none
Motor response:6obey、5localize、4withdraw、3abnormal flex、2extend、1none

・MMT(筋力)
0<収縮<1<屈曲<2<重力<3<外力<4<全力<5

・Borrmann分類(進行胃癌)
0型:早期胃癌(sm癌)
1型:腫瘤形成
2型:潰瘍限局
3型:潰瘍浸潤
4型:びまん浸潤
5型:分類不能

・早期胃癌の肉眼分類
Ⅰ:ポリープ状
Ⅱa:表面隆起
Ⅱb:表面平坦
Ⅱc:表面陥凹
Ⅲ:陥凹

・Gross分類(食道閉鎖)
A B C D E
| ┘ | ┘ │
         ┤
| │ ┐ ┐ │

・潰瘍性大腸炎の重症度判定
重症は発熱37.5℃以上/下痢便6回以上/血便3+/頻脈90以上/Hb10以下/赤沈30以上

・Dukes分類(大腸癌)
B:壁貫通+、リンパ節転移-

・Child分類(肝予備能)
B:総ビ2~3、Alb3~3.5、腹水治療可、意識障害軽度、栄養良好
(Child-Pughでは栄養状態の代わりにPT活性40-70%)

・急性膵炎の重症度判定の項目
各2点:ショック、呼吸困難、神経症状、重症感染症、出血傾向、HT30以下、BE-3以下、BUN40以上、Cr2以上、SIRSの陽性項目3以上
各1点:Ca7.5以下、FBS200以上、PaO2が60以下、LDH700以上、TP6以下、PT15以上、Plt10万以下、CTgradeⅣⅤ、70才以上
2点以上で重症急性膵炎(Stage2)
SIRSの診断基準:①-36℃,38℃-②WBC-4000,12000-③HR>90④呼吸数>20,PaCO2<32mmHg

・Ann Arbor分類(悪性リンパ腫)
Ⅰ:1ヶ所の腫大
Ⅱ:横隔膜を超えずに2ヶ所の腫大
Ⅲ:横隔膜の上下に腫大
Ⅳ:リンパ節外臓器(肝臓や骨髄など)に浸潤
発熱,寝汗,体重減少あればBつける
(Ⅰ,Ⅱ放射線、ⅠB,ⅡB,Ⅲ,Ⅳ化学療法(HLはABVD,NHLはR-CHOP))

・多発性骨髄腫の病期分類
Ⅰ期:Alb3.5以上+β2MG5.5以下
Ⅲ期:β2MG5.5以上

2012年1月16日月曜日

・ゴロわせリンク集
http://medmerry.blog80.fc2.com/blog-entry-47.html
覚えるべき数字

☆呼吸数
新生児50
乳児 40
幼児 30
学童 20
成人 18

☆心拍数
新生児140
乳児 120
幼児 100
学童 80
成人 60

☆胎児心拍
正常110-160bpm
基線細変動5bpm以上
NST:一過性頻脈が20分で2回以上ならreactive
CTGの徐脈
早発一過性:徐脈と収縮が同時→児頭圧迫だが正常
遅発一過性:徐脈が収縮に25s以上遅れる→胎児機能不全(早剥など)
変動一過性:徐脈と収縮がバラバラ→臍帯圧迫

☆血圧
新生児70/40
乳児 80/50
幼児 90/60
学童 100/70
成人 120/80

☆高血圧
高血圧前症120/80以上
軽症高血圧140/90以上
中症高血圧160/100以上
重症高血圧180/110以上

☆電解質
Na:140±5
K:4±0.5
Ca:9.5±1
P:3.5±1
Cl:100±5
HCO3:24±2
Fe:80-150μg/dl
AG=Na-(HCO3+Cl):8‐16

☆電解質異常
低K:筋力低下、等張性多尿、耐糖能異常
低Na高Ca:悪心、嘔吐、意識障害

☆血ガス
pH:7.40±0.05
PaO2:80-100mmHg
SaO2:95-100%
PaCO2:40±5mmHg
PvO2:40mmHg
SvO2:75%
PvCO2:45mmHg
BE:±2
AaDO2=144-PaCO2/0.8-PaO2:10-20

☆生化学
T-chol:150-220
TG:150以下
HDL:40以上
LDL:140以下(Tchol-TG/5-HDL)
BUN:8-20
Cr:男1.4、女1.2以下(Cr×GFR=100)
尿酸:男7.0、女6.5以下
CRP:0.3以下
赤沈:10±5mm
Posm=2(Na+K)+BS/18+BUN/2.8

☆病的黄疸(光線療法/交換輸血)
24hr以内:10/12
48hr以内:12/18
72hr以内:15/20

☆体重1kg/1日あたりの水分ml、エネルギーkcal、蛋白g
新生児:150,120,3
成人:50,40,1
☆ECF,ICF
ECF20%(血漿5%、間質液15%)→新生児は2倍
ICF40%→加齢で細胞が死ぬため減少

☆メタボ
腹囲が男85cm、女90cm、内臓脂肪面積100cm2以上で、
高血圧130/85以上、FBS110以上、TG150以上かHDL40以下のうち2項目以上

☆DM
FBS126、2h値200、HbA1c6.1以上のうち2つ以上or1つ+古典症状

☆妊娠糖尿病
FBS92/1h値180/2h値153以上のうち1つ以上かつ産褥1or4週に正常化
カロリー:妊娠初期+50/中期+250/末期+450/授乳期+350kcal
血糖値目標:FBS100

☆低血糖(低出生、新生児、成人)
30,40,50mg/dl
出生72時間以内は10低くする

☆体重、身長
出生:3kg,50cm
1才:9kg,75cm
4才:15kg,100cm
出生は3000g、出生2ヶ月前は1/2、さらに3ヶ月前は1/3
超低出生体重児1000g未満
極低出生体重児1500g未満
低出生体重児 2500g未満
高出生体重児 4000g以上
極高出生体重児4500g以上
BMI:kg/m2、18.5以下はやせ、25以上は肥満(成人)
カウプ:kg/m2、14以下はやせ、20以上は肥満(乳幼児)
ローレル:kg/m3、100以下やせ、160以上は肥満(学童)

☆尿
尿量:1.5±1L/日
比重:1.002-1.033(血漿1.010)
浸透圧:50-1500(血漿290)
乏尿20ml/h以下、無尿10ml/h以下
☆透析適応(BUN,Cr,Kの順)
急性:60,6,5.5
慢性:100,10,6.5

☆利尿がつく→1ml/kg/hr以上
無尿10ml/hr以下、乏尿20ml/hr以下

☆輸液量
下痢:細胞外液を10-20ml/kg/hr
術中術後:細胞外液を2-3ml/kg/hr(侵襲で血管透過性亢進で間質に水が逃げるため)
ショック:細胞外液を2Lを20分、酸素は10L/分
熱傷:細胞外液を熱傷面積%×体重kg×4ml/day
通常は500ml/時以内
Na:1g=17mEq

☆急性腎不全の鑑別(尿中Na,FENa,Uosm/Posm)
腎前性:20以下、1以下、1.5以上
腎性:40以上、1以上、1.5以下(腎前性の反対)

☆ネフローゼ
蛋白尿:3.5g/日以上
小児では0.1g/kg/日or早朝起床第1尿で300mg/dl
低蛋白血症:総蛋白6以下、アルブミン3以下

☆血液
Hb:12-16g/dl
RBC:350万~550万(網赤血球は1±0.5%)
Ht:35~55
WBC:4000~8000(分葉核球40-60%,リンパ球20-40%,桿状核球/単球1桁%,好酸球3-6%,好塩基球1%以下)
Plt:15万~40万
血沈:10±5mm
骨髄穿刺液:有核細胞数は30万以上、M/E比(白系/赤系)は2~3
血清蛋白の電気泳動:Alb:67%,α1:2%,α2:7%,β:9%,γ:15%

☆公衆衛生
出生107万、死亡120万、婚姻70万、離婚25万
総再生産率0.67、純再生産率0.66、合計特殊出生率1.39
年齢調整死亡率:男5.4、女2.7(人口1000対)
平均寿命:男79才、女86才、65才以上の死亡割合85%
妊産婦死亡率4.8(出産10万対)
周産期死亡率4.2、早期新生児死亡率0.8、新生児死亡率1.2、乳児死亡率2.4(出産1000対)
老年人口(65才以上)23%、年少人口(14才まで)13%
喫煙率:男37%、女性12%
人工死産14.5、自然死産11.7(出産1000対)、計3万件

☆産婦
原発性無月経18才でも初経なし
稀発月経39日~3ヶ月未満、無月経3ヶ月以上
早発月経10才未満、遅発月経15才以上
早発閉経43才未満、遅発閉経55才以上
子宮底長=3×(月数+1)、35cm以上ならCPD
胎嚢(GS:gestational sac)=週数-4(cm)
頭臀長(CRL:crown rump length)cm=週数-7(cm)
大横径(BPD:biparietal diameter)cm=週数÷4(cm)
胎児発達:心拍5週、四肢運動10週、呼吸様運動15週、聴覚形成20週
胎児染色体検査:絨毛10週、羊水16週、臍帯血18週
胎盤:16週で完成、500g,直径20cm,厚さ3cm
分娩第2期陣痛:周期2分、持続1分
子宮頸管長:40mm以上
成熟卵胞:20mm
PIH:妊娠20週~分娩12週のHT

☆死体現象
体温:10hrで10℃、以後は0.5℃/hrずつ低下、夏は1.4倍、冬は0.7倍
死斑:30分開始、12hrピーク、死後5時間までは体位変化で移動
死後硬直:2hr開始、12hrピーク、顎から下行
角膜混濁:6hr開始、24hrピーク
腐敗:24hr開始、細菌の多い側腹部が最初

2012年1月12日木曜日

(54)有機リン中毒では口渇、縮瞳、発汗が見られる。
(55)溶接作業ではじん肺を起こす。
(56)有機溶剤を扱う部屋に換気扇を設置するのは作業管理である。
(57)スキューバ浮上後に意識障害、感覚運動障害をきたした。治療は低体温療法である。
(58)チェーンソーによる局所振動障害の症状は溶血性貧血、レイノー現象、感覚障害がある。














































(54)×
有機リンはChE阻害でAch↑
口渇はない。けいれんがある。
発汗は交感神経支配だが節後線維の伝達物質がAchなので発汗も見られる。
逆にホルネルでは発汗低下。
(55)◯
溶接ではじん肺と電気性眼炎を起こす。
(56)×
労働衛生管理には作業管理、作業環境管理、健康管理の3つがある。
換気扇設置は作業環境管理。
(57)×
潜函病
減圧→血中のN2が気泡化→血流循環障害→筋肉痛、関節痛、脊髄梗塞、脳梗塞、肺胞破裂
N2を追い出すために高圧酸素投与、ショック改善に輸液を行う。
(58)×
溶血性貧血はなく、肘、手首の関節変形。
血流障害によるレイノー、末梢神経障害、肘や手首の変形が症状。

(49)胃潰瘍患者のヘリコバクター・ピロリの検査は三次予防である。
(50)うつ病患者の社会復帰は三次予防である。
(51)ニコチンは脈拍数を増加させる。
(52)淋病を診察した医師には届出義務がある。
(53)覚醒剤中毒患者を診察した医師には届出義務がある。






















































(49)×
(50)◯
一次予防は病気にならない、二次予防は早期発見と治療、三次予防はリハビリ
(51)◯
たばこは血管収縮でIUGR、脈拍数増加、発がん
(52)◯
STDは届出義務あり。HIV、梅毒、淋病など。
(53)◯
覚醒剤、シンナーは麻薬ではない。麻薬及び向精神薬取締法には入らない!
(46)労働者の健康管理は労働基準法に基づく。
(47)許容濃度は化学物質の有害性の量的比較に用いられる。
(48)許容濃度は管理区分を決定するための指標である。















































(46)×
労働安全衛生法
(47)×
許容濃度は、
日本産業衛生学会の勧告で法的拘束力はない
すべての労働者に健康被害を及ぼさない濃度
週40時間労働として算定されるので24時間曝露される大気汚染や室内汚染には使われない
毒性の強さを反映したものではない(吸収経路、代謝経路も加味される)
(48)×
管理区分は管理濃度をもとに厚労省が決定し、管理区分2,3では事業主に対し改善義務が生じる。許容濃度と異なって法的拘束力がある。

2012年1月11日水曜日

(37)大気中のフロン増加は感染症の拡大をもたらす。
(38)大気中のフロン増加は温暖化をもたらす。
(39)大気中フロンの増加は酸性雨の増加をもたらす。
(40)ヒスタミンによる食中毒は腐敗した魚が原因である。
(41)腸炎ビブリオ食中毒の潜伏期間は10~20時間である。
(42)腸炎ビブリオ食中毒はエンテロトキシンによる。
(43)フグ毒は肝臓と卵巣に多い。
(44)二酸化炭素には環境基準が設定されている。
(45)食中毒の原因物質として一番多いのは肉類である。









































































(37)◯
(38)◯
CO2、メタン、フロン、オゾン→温室効果ガス→温暖化→水面↑→湿地帯↑→マラリア↑
フロン→オゾン層破壊→UV↑→白内障、皮膚癌
UV↑はNO2→光化学オキシダント(オゾン、アルデヒド、PAN)↑→光化学スモッグ
(39)×
酸性雨はNOx,SOxが原因
(40)◯
青魚のヒスチジンが細菌によってヒスタミンになる。
(41)◯
(42)×
エンテロトキシンはブドウ球菌
(43)◯
ちなみにフグ毒、ブ菌食中毒は耐熱性
(44)×
二酸化炭素は京都議定書。環境基準はない。
(45)×
カキによるノロウィルスが多い。食中毒はヤマなのでしっかりと!
(33)租税制度は社会保障の1つである。
(34)精神科病院数は10年前と比べて減少している。
(35)病院の一般病床数は減少している。
(36)100床以上の病院が増加している。




















































(33)×
社会保障は保健(公衆衛生)、保険、福祉(バリアフリー、生活保護→所得保障)。
租税制度は社会保障を実現するためのもの。
先進国で日本だけが、社会保障費の国庫負担割合が低下、社会保障費が公共事業費を上回っている。日本の公共事業費は日本以外のサミット参加国の公共事業費総額よりも上。日本の公共事業費を欧米並みに下げれば、国民医療費を全額無料にできる。
(34)×
(35)◯
(36)×
精神科病院、診療所は増加
病床数は減少
病院は大きくないと維持できないようになり、100床以上の病院が過半数

2012年1月10日火曜日

(30)高脂血症に対する薬物療法で最も重視すべき患者アウトカムは血清脂質値の正常化である。
(31)100ml/日の日本酒摂取は虚血性心疾患の危険因子ではない。
(32)1500歩/日相当の身体活動は虚血性心疾患の危険因子ではない。






































































(30)×
心筋梗塞、脳梗塞の発症が下がることを最も重視すべきである。
(31)◯
純アルコール20g/日以下はHDL-cholを上げるので虚血性心疾患予防になる。
日本酒は15%くらいなので、1日15gとなり、危険因子ではない。
日本酒1合は180mlなので、純アルコールで36g
ビール中ビンは500ml(5%)なので、純アルコールで25g
1日日本酒1合、ビール中ビン1本くらいまでが許容範囲。
大量飲酒は純アルコール150g/日以上
(32)×
電車通勤の人で7000歩/日くらいにはなるらしい。運動不足。

2012年1月7日土曜日

(27)検査前確率と検査後確率の差が大きい検査ほど有用である。
(28)ある疾患の可能性を除外するには特異度の高い検査をすべきである。
(29)指導医が「この検査が陰性ならSLEは考えにくい」と言った。この検査の特異度は高い。














































(27)◯
(28)×
(29)×
スクリーニングは感度が高い検査、確定診断は特異度が高い検査
・STEP公衆衛生(12版)
とてもわかりやすい。

2012年1月6日金曜日

(21)3才2ヶ月のASDの治療費が1割負担なのは、母子保健法と障害者自立支援法に基づく。
(22)精神保健福祉センターは都道府県および政令指定都市に設置される。
(23)医師は在宅患者の点滴を看護師に指示できる。
(24)訪問診療は介護保険におけるサービスである。
(25)理学療法士は手工芸指導を行う。
(26)介護福祉士は身体介護を行う。





























































(21)×
健康保険法と障害者自立支援法
(22)◯
センターは基本市町村、例外は、精神保健福祉センター、医療安全支援センター、救急医療情報センターで都道府県と政令指定都市
(23)◯
(24)×
老人訪問看護制度では、
依頼をうけたかかりつけ医が指示をして、看護師が訪問看護時に点滴を行う。
医療行為は医療保険の適応になる。
(25)×
理学療法士は身体運動を回復させる治療体操、電気刺激、マッサージ、温熱を行う。
(26)◯
介護福祉士もホームヘルパーも介護を行う。
介護福祉士は国家資格で患者自宅以外の医療機関、介護施設でも介護を行う。
ホームヘルパーは国家資格ではなく、家事援助を含む介護の場は患者自宅に限られる。
(15)身体障害者手帳は保健所が交付する。
(16)3類感染症で届出が最も多いのはコレラである。
(17)1類感染症で発生報告があるのはペストである。
(18)高齢者の自立度の低下がよく見られるのは排泄である。
(19)国際生活機能分類では心身の構造の異常を能力障害と呼ぶ。
(20)日本脳炎患者を診断した場合は保健所に直ちに届け出る。































































(15)×
身体障害者手帳の交付は福祉事務所
(16)×
結核30000万人
4桁→O157、HIV
3桁→ツツガムシ、細菌性赤痢、アメーバ赤痢、梅毒、レジオネラ
2桁→コレラ、マラリア
日本脳炎は高齢者4人
(17)◯
1類で発生したのはペストのみ
(18)×
自立度=寝たきり度。問題の意味は、「排泄が低下すると寝たきりになるか」。
寝たきりになる要因で最も大きいのは、歩行障害。
(19)×
国際生活機能分類ICF(WHOによる障害の分類)
機能障害=構造機能の異常、片麻痺など
能力障害=個人生活でできなくなること、片麻痺で階段昇降不能など
社会的不利=社会参加の制約、片麻痺で休職など
(20)◯
1~4類は感染症法に基づき直ちに保健所に届け出る。
4類は動物が媒介する感染症。
(10)市町村保健センターは健康増進法に基づく。
(11)癌の二次予防は罹患率の低下を目標とする。
(12)患者対照研究では要因曝露の有無別に疾患発生状況を調べる。
(13)治験は介入研究の一つである。
(14)未熟児養育医療は市町村の業務ではない。























































(10)×
市町村保健センター、保健所は地域保健法に基づく。
健康増進法は健康日本21を推進するための法律。
(11)×
二次予防は早期発見、死亡率の低下を目標とする。罹患率は一次予防の目標。
(12)×
患者対照研究:
再生不良性貧血患者を多く見ている医者がベンゼンが原因ではないかと気づく
→患者と同じ性別、年齢の人を無作為に抽出して比較する
(13)◯
治験=薬剤の治療効果に関する介入研究
(14)◯
未熟児養育医療のような高度な医療は保健所が担当。

2012年1月5日木曜日

(4)国民生活基礎調査では有病率がわかる。◯か×か。
(5)癌性疼痛緩和の薬物投与は時刻を決めて投与する。◯か×か。
(6)死後12時間経過した死体の瞳孔は透視できない。◯か×か。
(7)開発途上国の感染性下痢には静脈内輸液投与が推奨される。◯か×か。
(8)患者調査には医療費についての調査が含まれる。◯か×か。
(9)患者調査は通院および入院患者を対象に行われる。◯か×か。
































(4)×
国民生活基礎調査:世帯対象、無作為抽出、所得、年金、保健、介護、有訴者に関する調査、3年に1回、サンプルなので有病率はわからないし、自覚症状のある人の割合を調べているだけ。
(5)◯
緩和ケア:除痛は完全に取り除く、薬効が切れる前に再投与するので投与時刻を決める、原発巣がわからなくても転移巣による疼痛にも行う
(6)×
死体反応:
体温1℃/hr↓、死斑15h、死後硬直20h,角膜混濁40hがピーク
スタートは死斑と死後硬直が3h、角膜混濁12h(開眼時は2h)
(7)×
針が使い回しされるので危険。経口投与が望ましい。
(8)×
(9)×
患者調査:医療機関を対象、無作為抽出、平均在院日数、入院/外来受療率に関する調査。患者対象ではない、サンプルなので医療費はわからない
(1)ヘルシンキ宣言には患者の人権擁護が含まれる。◯か×か。
(2)出生前診断は両親の同意のみで可能である。◯か×か。
(3)生殖細胞の遺伝子治療には文部科学大臣の承認が必要である。◯か×か。





































(1)◯
ヘルシンキ宣言:人体実験での被験者の権利、インフォームドコンセントの保証
(2)×
出生前診断は重篤な遺伝性疾患の可能性が高い時に、両親の希望があれば行う。
(3)×
厚生労働大臣

2012年1月4日水曜日

必修ポイント

必修ポイント

・ヒポクラテスの誓い:医の倫理(最良の養生法を行う、無償で術を教える、石は切り出さない、女、奴隷を差別しない、他人の秘密を守る)
・ジュネーブ宣言(世界医師会宣言):現代版ヒポクラテスの誓い
・医師法第1条:公衆衛生の向上に努める
・一次予防についての宣言
アルマアタ宣言:発展途上国のプライマリーヘルスケア向上(上水道下水道を作ろう)
オタワ憲章:先進国のヘルスプロモーション(肥満を避けよう、運動をしよう)
・医師患者関係で大切なこと:契約で成り立つ対等な関係、互いに信頼し協調する、患者の内面的ストレスにも配慮
・行動変容を起こさせるには:
患者の考えを聞く→私はこうなりたい→結果期待感を持たせる
患者の努力を前向きに評価→私はできるぞ→自己効力感を持たせる
行動変容は難しいときは、患者の解釈モデルを聴取(自分の病気をどう思っているか)
・行動変容のステージ
無関心期→関心期(行動変容が必要だとはわかっている)→準備期(続かない)→行動期→維持期(行動変容が6M以上持続)
・コンプライアンス:服薬や指示を守ること、服薬指示が守れないなら服薬時間、回数、薬剤変更を
・アドヒアランス:ただ指示に従うだけでなく積極的に守ろうとすること、アドヒアランス低下は医療費増大の原因、低下時は説明、対話、解釈モデル聴取、治療変更、DOTSなど
・リスボン宣言:患者の権利
良い医療を受ける権利、セカンドオピニオンの権利、自己決定権、意識喪失下は法定代理人が決定(ただし自殺企図は治療する)、カルテ開示権利、健康教育を受ける権利、尊厳性の権利、宗教を理由に治療拒否する権利
・患者の自己決定権が制限される場合:
小児、胎児、意識障害、自殺企図、精神疾患、伝染病、食中毒、麻薬
・麻薬は知事、食中毒と感染症は保健所長
・インフォームドコンセント:同意は撤回可能、説得は不適切、訴訟免責ではない、診断結果/治療処置/リスク/治療の選択肢/予後を説明
・エホバの証人:保存血輸血は拒否、血漿成分輸血、血液透析、人工心肺はOK
・守秘義務:患者の承諾無しに第三者に開示→刑法の守秘義務違反
・診療情報提供書:セカンドオピニオンを求めるときに患者に渡すもの
・診療ガイドライン:EBMに基づいて作られた診断基準や治療法のガイドライン
・診断群分類:diagnosis procedure combination(DPC)、マルメ、肺炎なら5000点(50000円)以内と決められており、その範囲内で全てを行う
・PDCAサイクル:Plan→Do→Check→Act、製品や業務の品質を維持向上させる
・入院診療所計画(クリニカルパス):いつどんな治療検査をするかを表にしたもの、入院7日以内に作ること、利点は患者に説明しやすい、最低限の質の確保、チーム医療を円滑にする
・治験:
薬事法、GCP(good clinical practice)に沿って行われる
病院内の施設内倫理委員会(IRB:institutional review board)が許可する
ニュールンベルグ綱領(インフォームドコンセント)、ヘルシンキ宣言(患者の健康が医学の進歩より大切)
double blindなど研究結果が患者に還元されるとは限らない
第Ⅰ相(健康成人ボランティア)→第Ⅱ相(少数の軽度な患者)→第Ⅲ相(患者を対象)→第Ⅳ相(販売後試験)
・ターミナルケア:終末期医療、緩和ケア、チーム医療で患者と家族の全人的苦痛を支援、治療方針の決定に患者の参加を求める、生命予後を改善しない根治治療はしない、モルヒネは極量設定なしで十分量を投与
・疼痛緩和:癌と診断された時から始まる、経口投与が原則、NSAID→コデイン→モルヒネ、モルヒネの副作用は悪心嘔吐、便秘、大量投与で呼吸抑制(拮抗薬はレバロルファン、ナロキソン)
・キューブラー・ロスの死ぬ瞬間:否認、怒り、取引き、抑うつ、受容
・ホスピス:ターミナルケア専門の病院、保険診療の対象
・リビングウィル:尊厳死宣誓文書、DNRオーダーはこれのひとつ
・DNRオーダー:Do not resusciate、心肺蘇生の拒否、ただし経管栄養、酸素吸入、口腔ケア、体位変換は行う
・安楽死は全て違法、オランダやオレゴン州では認めている
・尊厳死:無意味な延命治療を拒否、疼痛で正しい判断ができなくなると困るので除痛が重要
・全人的苦痛
身体的苦痛:NSAID→コデイン→モルヒネ
社会的苦痛:家族、仕事、経済、遺産相続
霊的苦痛:苦しみの意味、人生の意味、神の存在、罪の意識、価値観の変化、死生観、死の恐怖、孤独感
・死期が近づいている初見:下顎呼吸、臨終の喉鳴り(気道分泌物、喉頭筋弛緩で呼吸音が大きくなる)
・インシデント:患者に害はないが、ヒヤッとした事例
・アクシデント:患者に害を与える医療全過程における人身事故
・医療事故を減少させる対策
SHELモデル:ソフトウェア、ハードウェア、環境、個人的要素
fail safe(いかなる人間も過ちを冒しうる)
医療システムの見直し(指示系統)、他病院の前例からの教訓、複数の医療従事者によるチェック体制、情報開示
口頭での指示は避ける、同姓患者の確認、紛らわしい薬品名の確認、薬剤の投与経路容量の確認
ホウレンソウ:報告、連絡、相談、インシデントリポートは医療安全管理室に報告
・ハインリッヒの法則:1件のアクシデントには29件の軽度の事故、300件のインシデントがある
・医療事故には①適切な治療をしなかったことが原因のものと、②医療行為が新たな障害を与えたもの
・医師の届出義務
医師法21条:異状死体や異状死産児→24hr以内に警察署長
麻薬及び向精神薬取締法:麻薬中毒患者→直ちに知事に報告
感染症法:1~4類→直ちに保健所長、5類→7日以内に保健所長
食品衛生法58条:食中毒患者→直ちに保健所長
診療所開設時→10日以内に保健所
・診療録:医師法24条、電子媒体も可、保存は5年間(XpやECGは2年間)、患者の住所も書くこと、以前のことを訂正する場合は訂正日にその旨を記載
・電子カルテの条件:真正性、見読性、保存性(これらが満たされなければならない)
真正性:書き直しがチェックされていること
見読性:読めるような状態で保存されていること
保存性:5年間保存されていること
・カルテの書き方
POMR(problem oriented medical record)で疾患を#1,#2,#3…と書きだして、それぞれにSOAP(subjective主訴,objective検査結果,assesmentこのままでよいか,plan今後の予定)を書いて、最後に指導医の確認をもらう
・システムレビュー:医療面接や診察の最後に足の先から頭の先まで見落としはないか病歴を聴取
・診断書の交付:診察、検案、出産に立ち会った医師は正当な理由なしに断れない(医師法19条)、診察、検案、出産に立ち会わないで交付してはならない、ただし診療中の患者が受診後24hr以内に死亡した場合の死亡診断書はこの限りではない(医師法20条)
・死亡診断書
書き方:印刷文字の消去は二重線、自筆文字の消去は二重線と押印、空欄には斜線を引く、推定伝聞はその旨を書く
検案日と検案書発行日は同一である必要はない
医師自身の署名であれば押印不要
死亡後7日以内に死亡届に添付して市町村に提出→埋葬火葬許可書
死因:①自然死(病死、老衰)、②不慮の外因死(事故、中毒、熱射病など)、③自他殺または不詳の外因死(自殺、他殺)
自然死以外は全て異状死
・死体検案:死体を外表から観察して死因を判断、遺族の承諾不要、医師であればできる、解剖ではない、死亡→検案→異状死体→検視(警察)→犯罪性があれば司法解剖
・解剖
司法解剖:犯罪の可能性があるときに大学の法医学教室が行う解剖、遺族の承諾不要
行政解剖:監察医制度がある都道府県で検案しても原因不明なときに監察医が行う解剖、遺族の承諾不要
承諾解剖:監察医制度がない都道府県で検案しても原因不明なときに監察医が行う解剖、遺族の承諾が必要(承諾しなければ死因不明のままで死亡診断書、死亡検案書を発行できず火葬ができないので承諾するしかない)
病理解剖:医学的な検索のために病理学教室が行う解剖、遺族の承諾が必要
・監察医制度
知事の任命で、行政解剖を行う医師を監察医という
行政解剖は犯罪の可能性はないが伝染病や公害病において死因を明らかにするためにする
・人工妊娠中絶は22週未満の中絶、このうち12~22週のものは人工死産として人口動態統計に入れる、人口動態統計は全て12週以降のものを統計する
・助産師が発行できる証明書:出生証明書、死産証書、死胎検案書
・生活保護:憲法第25条、福祉事務所のケースワーカーが相当する
・混合診療:自由診療+保険診療であれば全て自由診療扱いになる
・診療報酬:出来高制は過剰診療、包括医療(マルメ)は過小診療を誘発
・EBM:臨床上の疑問点の抽出、文献の収集、文献の批判的吟味、個々患者への対応
・NBM:患者と対話し、全人的なアプローチを行う
・感度:疾患を持つ人が陽性になる確率
 特異度:疾患を持たない人が陰性になる確率
 尤度比=感度/1-特異度
 検査前確率:有病率
 検査後確率:検査陽性の人が疾患を持つ確率
・尤度比が高いほど、検査前確率と検査後確率の差が大きいほど有用な検査
・感度の高い検査(スクリーニング検査)が一度でも陽性であれば精密検査が必要
 特異度が高い検査(確定審査)が一度でも陽性であれば確定診断がつく
・チーム医療:チームリーダーは医師とは限らない、家族や患者も参加する
・特定機能病院:高度な医療を提供、開発する病院、救急医療はなくても良い、医療研修を行う、大部分の大学病院、国立循環器病センター、国立がんセンター、大阪府立成人病センター
・理学療法士PT:運動、電気刺激、マッサージ
・作業療法士OT:手工芸、工作(職業訓練ではない)
・臨床工学技士CE:人工心肺、血液透析、心臓カテーテルの操作や保守
・言語聴覚士:嚥下訓練、人工内耳の調整
・社会福祉士:日常生活が困難な患者の相談、助言
・介護福祉士:介護
・精神保健福祉士PSW:精神障害者の相談、助言
・ホームヘルパー:ケアプランに沿って家事など生活全般のサービス、国家資格ではない
・医療ソーシャルワーカー:公的機関への申請、転院先の調整、退院後の受け入れ施設の調整など、国家資格ではない
・ソーシャルワーカー:患者の社会的、経済的、心理的悩みの相談、助言、国家資格ではない
・ケースワーカー:福祉事務所の職員
・高齢医学:個人差が大きい、症状が非特異的、炎症症状に乏しい、脱水になりやすい、高音域からの聴力低下、水晶体弾性低下による近見障害、肺活量↓/拡散能↓/残気量↑しかし過換気によりPaCO2は正常、細胞性免疫は低下/液性免疫は保持、細胞内液が低下
・医療面接:挨拶→自己紹介→患者確認(確認のためお名前を教えてください)→主訴の確認→現病歴(症状の発生とその経過)→既往歴、家族歴、生活歴(アレルギー)→システムレビュー→何か言い残したことはないですか?
・医療面接の注意事項:共感的態度、支持的態度、理解的態度は信頼関係を形成する、否定的な発言は信頼を得にくい、沈黙時には患者が話し始めるまで待つ、訴えを遮らない、話す内容を時々要約する、前半はopen ended question(Yes/Noで返答できない質問)、後半はclosed question(Yes/Noで返答する質問)、openかclosedかは患者の返答で決まる(closedのつもりで聞いてもYes/Noで答えなければそれはopen)
・ストレス反応stress coping:病気→不安→ストレス→抑うつ、反動(八つ当たり、すぐ切れる)、拒否、退行
・反動、抑うつに対してはまず共感的態度で信頼を形成してから、不安な気持ちやその原因を聞き出すこと
・癌の告知:信頼関係の構築→患者の受容能力の把握→患者が知りたいか知りたくないか→何段階かに分けて伝える→告知後の精神的ケア
・バイタルサイン:死ぬと必ずなくなる→①自発呼吸12~20回/分②脈拍数60~100回/分③血圧120/80mmHg以下④体温36~37℃
・高血圧:120/80以上:高血圧前症、140/90以上:軽症高血圧、160/100以上:中症高血圧、180/110以上:重症高血圧
・注意すべき危険因子:
骨粗鬆症:喫煙、閉経
胃癌:塩分摂取、Hピロリ
脳出血:低蛋白食
虚血性心疾患:適度な飲酒は入らない!、高血圧、塩分、喫煙
子宮体癌:未婚、未産、肥満、糖尿病、高血圧
乳癌:未婚、未産、乳癌家系、高脂肪食
・嗄声:声帯の振動数低下、咳はできる、大きな声は出せない
・喘鳴:聴診器なしで聞こえる呼吸音、stridorは上気道狭窄(クループ)、wheezeは下気道狭窄(喘息)
・Trendelenburg体位:出血性ショック時に頭を低くする(呼吸困難、緑内障ではしない)
 semi-Fowler体位:左心不全の時にする半起坐位
 Sims体位:昏睡体位、左側臥位なら左腕を前に伸ばし、右腕を枕にし、左足を伸ばし、右足を前に曲げる
・脈拍:2,3,4指の指腹で撓骨動脈を触知、15秒×4(10秒×6)、吸気で頻脈、呼気で徐脈
・パニック値:K値が7以上→まずECGでテントT、QRS幅拡大があるか確認→なければ採血時の溶血
・採血時は前もって試験官に氏名を貼付
・試験紙陰性、ズルホサリチル酸陽性→BJP
・喀痰採取→うがい後に採取
・静脈採血:血管が浮き出ないときは手拳を何度も作る、点滴部位より遠位で採血
・針の太さ:x(ゲージ)=25mm÷x
・赤沈:クエン酸Na添加、正常10±5mm
 血算:EDTA添加
 血ガス:ヘパリン添加、採血後は圧迫止血
・腰椎穿刺:CTでSOLないことを確認してからする、針先は頭先に向ける、2~5ml採取
・髄膜炎菌は冷蔵庫に入れると死ぬ
・血液培養:発熱時、採血部位を変えて、3回行う
・カテーテル感染:抜去後、カテ先培養
・便潜血:血便があるときは不要、便の表面採取、潜血食不要
・MRI禁忌:ペースメーカー、ICD、Parkinson深部植え込み、鉄製脳動脈瘤クリッピング、妊娠初期、タトゥー
・心嚢穿刺:剣状突起と左肋骨弓との接点の一横指下(Larry点)を45度左後上方に穿刺
・血管造影:腎不全には禁忌、ヘパリン化して行う、術後は硫酸プロタミンで中和
・βブロッカー禁忌:喘息、AVブロック、褐色細胞腫への単独投与、糖尿病
・保険適応になる禁煙診療の条件:ファーガスストロームのニコチン依存度指数が5点以上、ブリンクマン指数が200以上、直ちに禁煙希望、標準手順書に文書で同意
・適度な飲酒:純アルコール20g/日以下、大量飲酒は150g以上
・アンブロアス・パレ:外科学の父、理髪師
 ルネ・ラエネク:聴診器発明
 エドワード・ジェナー:種痘ワクチンを初めて行った
 パスツール:細菌自然発生説を否定、狂犬病ワクチンを初めて行った
 ロバート・コッホ:炭疽菌、コレラ菌、結核菌を発見
 ポール・エーリッヒ:化学療法を確立
 カール・ランドシュタイナー:血液型を発見
 アレクサンダー・フレミング:ペニシリンを発見
 アルベルト・シュタイツァー:アフリカ原住民への医療
 貝原益軒(かいばらえっけい):養生訓
 山脇東洋:日本で最初に人体解剖
 前野良沢(まえのりょうたく)、杉田玄白:解体新書
 華岡青洲:世界で初めて全身麻酔による乳がん手術
 北里柴三郎:破傷風菌、ペスト菌の発見
・医師国家試験過去問検索
http://www.urso.jp/kokushi/examinations.aspx
95回~103回の国試過去問