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2017年4月4日火曜日

NASHについて

NASHについて
・脂肪肝、肝障害を認め、HBs抗原陰性、HCV抗体陰性、飲酒歴のない場合をNAFLDと呼ぶ
・NAFLD(ナッフルディー)は従来は、肝硬変、肝細胞癌のリスクが高いNASH(ナッシュ:非アルコール性脂肪肝炎)と肝硬変に進行しない良性のNAFL(ナッフル:非アルコール性脂肪肝)に分類される。
・しかし、NAFLも線維化が進行する(1ステージの進行にNASHは7年、NAFLは14年かかる)
・ASTは半減期が短いし肝特異的ではないため、肝機能検査はALTを見る
・AST、ALTがそれほど高くなくても、脂肪肝が進み、繊維化が進んでいることがある(ALT40以下でも線維化進行が16.1%に見られる)
・NAFLDは線維化のみで予後が決まる(AST,ALTは無関係)
・NASH、NAFLともに線維化がF2以上であれば治療介入が必要→飲酒歴のない脂肪肝も長期的に見れば進行性である

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