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2000年12月3日日曜日

当直メモ・薬剤メモ・各種文書の書き方 2019/12/3更新済み後全掲載7

耳痛/頬痛

☆耳痛/頬痛
・オーグメンチン250mg4錠分4・カロナール錠200mg 2
cf)
オーグメンチンは簡易懸濁は不可。胃管から投与するときはユナシン(経口薬)にする。


咽頭痛/感冒(かぜ)//

☆咽頭痛/感冒(かぜ)//
・小児や若年者で感冒様症状や胃腸炎症状で独歩来院する心筋炎がある。見逃すと劇症化し突然死することがある(劇症型心筋炎)
・収縮期血圧低下、心電図変化、CPK上昇、AG増大のアシドーシスを認める。
・劇症型心筋炎の15%程度は悪心を、5-6%は下痢を伴うことがある。
<抗生剤>
・ジスロマック250mg2錠分1朝食後 3日分
・クラリスロマイシン200mg 2錠分2朝夕食後 7日分
注)マイコプラズマと百日咳の可能性がある場合はあらかじめ処方しておく(クラミジアの場合は7-14日間投与)
<感冒薬>
細菌性かウィルス性か判別つかないときは抗生剤を12日分くらい出した方がいいかもしれない(風邪症状や下痢の時)
注意)感冒薬を処方する時は緑内障や前立腺肥大がないか確認すること!
注意)風邪症状で受診したリウマチ患者でMTXや生物製剤を投与中なら、結核を見逃さないこと。血痰が出てれば咳のし過ぎと思い込まず、PCR検査すること。特にニューキノロンは効果があるように見えるので注意。
cf)
緑内障に抗ヒスタミン剤投与は可能
・緑内障に抗ヒスタミン剤投与は可能。
・本邦の緑内障症例のほとんどは開放隅角型で問題にならない。
・閉塞隅角型で抗ヒスタミン製剤で瞳孔ブロックが生じるのはもともと隅角癒着が進行してきている症例。ほとんどの場合はレーザー虹彩切開術等を受けているはずで、眼科を定期受診している時点でまずは問題にならない。
・実際には、眼科受診歴のない場合や前立腺肥大症の方が慎重になる必要がある。
・セラピナ顆粒1g 3包分3 5日まで
PL顆粒1g 3包分3 5日まで(緑内障には禁忌)
cf)PL
顆粒で眠気が出る場合は感冒に若年なら葛根湯17.5g23もしくは118錠分23を食前食間、高齢なら桂枝湯(けいしとう)17.5g23を食前食間、香蘇散(こうそさん)を16g23(細粒)もしくあは17.5g(顆粒)分23を食前食間。
・ピーエイ配合錠6錠分38錠分45日分(顆粒が飲みにくいとき)<咳嗽による咽頭痛や血痰>
・リカバリン250mg(トランサミン)3C3
cf)
トランサミンは腫れや痛みの原因になるキニンをキニノーゲンから産生するのを促進するプラスミンを抑制する。
<咳止め>
・フスコデ19錠分3(もしくは咳嗽時に2錠頓服)
cf)
ジヒドロコデインリン酸3mgdl-メチルエフェドリン7mg、クロルフェニラミン1.5mg∴喘息、緑内障、前立腺肥大には禁忌
(カフコデNにはさらにアセトアミノフェン、ブロモワレリル尿素、ジプロフィリンも含まれる)
cf)
コデイン120mg13回が強力だが、喘息には禁忌
・ニチコデ散1g3包分3(フスコデの後発品)
・濃厚ブチロコデイン配合シロップ6ml キョウニン水3ml 単シロップ4ml 精製水17ml 130ml3・メジコン15mg3錠分38錠分4(後発品はシーサール)
・アストミン1020mg13
・アスベリン203錠分3403錠分3(去痰効果もあり)
・トクレススパンスール303錠分3(抗コリン作用あり)(緑内障には禁忌)
・ホクナリンテープ2mg11枚 夕方または就寝前
<咽頭痛>
・アクロマイシントローチ15mg1
・ネオヨジンガーグル50ml<鼻水>
・アルデシンAQネーザル(アルデシン点鼻切り替え)11420回分
・アラミスト点鼻27.5μg56回噴霧用5mg111
・フルナーゼ点鼻50μg28回噴霧用2.4112
<咳喘息>
・セレベントロタディスク/ディスカス(50μg11吸入 12回朝、就寝前(β2刺激薬:診断的治療にて12週間使用)
・フルタイドディスカス(200μg11吸入 12回朝夕(ICS:吸入ステロイド、診断後に継続治療)
cf)2-4
週間は継続すること!基本は継続投与が基本だが、中止して経過見てもよい。
・ホクナリンテープ2mg11枚 夕方または就寝前
・シングレア10mg111
cf)
百日咳、マイコプラズマ、クラミジア肺炎をチェックする。
・百日咳PT-IGを急性期と回復期(2-3週後)に測定(ぺア血清)し、①10EU/ml未満が10EU/ml以上に陽転化or②2倍以上の上昇or③100EU/ml以上であれば診断できる。
・マイコプラズマ抗原(咽頭拭い液)でチェックする。抗体であればPA法で①320倍以上or②ペア血清で4倍以上の上昇があれば診断できる。
C.pneumoniaeは血清IgG/IgA(ELISA)2+/2+,1+/2+,2+/1+,-/2+,2+/-(どちらかが2+以上であれば現感染を疑う、2+:index3.00以上、1+:index1.10-2.99
<痰>
・ムコダイン5003錠分3・ムコソルバン153錠分3
cf)
ムコダインはシアル酸やフコースを分解し痰の粘度を下げる。ムコソルバンはサーファクタントの分泌を促進し気道を痰が通過しやすくする。
cf)
にんにく注射(保険適応なし!自費で!)
・ソリタT3 200ml・アリナミンF5020mlやアリナミン10mg/2mlなど
・サブビタン1A(ビタミンB,C
・強力ネオミノファーゲンC5ml
cf)
妊娠中の喘息(無難に咳嗽時メジコン1-2T屯用でも良いが・・・)
・妊娠中の喘息のコントロールにはパルミコート200-400μg/day
注)パルミコートはフルタイドの1/2の力価。
cf)
参考論文
The risk of teratogenic effects of inhaled medications (ICS, SABA and
LABA) is small. (Ned Tijdschr Geneeskd. 2018;162)
Normal pregnancy outcomes in a population-based study including 2,968
pregnant women exposed to budesonide.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12704351

cf)
アレルギー性咳嗽や感染後咳嗽の処方について
・ステロイド吸入ならフルタイド200μ 4BL/2週間(咳が止まっても2週間は続けること)
・欧米のフルチカゾンの慢性咳嗽に対する有効性の研究は1000μ/
400μ/日では失敗することが多い。800μ/日でも副作用が出ることはない。
・吸入ステロイドを使うなら抗アレルギー薬は不必要。
・中枢性鎮咳薬は対処療法。メジコンは2/回、コデインは20mg/回の13回でないと効果なし。
・コデインやメジコンは空腹時内服、コデインは便秘の副作用あり。
・コデインやメジコンの効果は2-3時間程度
cf)
感染後咳嗽
・マイコプラズマは当初から激しい咳と発熱が特徴。2週間以内に外来受診するはず。
・大人の百日咳は咳に特徴なし。外来受診時は痙咳期で抗菌薬は無効。
・マイコプラズマ、クラミジア、百日咳も否定できない場合はレスピラトリーキノロン(トスフロキサシン、ガレノキサシン)を3-5日間(長くても1週間)
cf)
長引く咳について
・定義:3週間以上なら遷延性、8週間以上なら慢性
・原因:気管支喘息、アレルギー性咳嗽(咳喘息、アトピー咳嗽)、感染後咳嗽、慢性下気道感染症>気管支結核、肺癌
・必要な検査:病歴聴取、聴診、胸部x線、CT、スパイロメトリー
・病歴聴取:痰の起こる時間帯、痰の有無、痰の色
・アレルギー性咳嗽(咳喘息、アトピー咳嗽):痰が無色か白色ならアレルギー性、アレルギー歴がなくてもアレルギー性は否定できない。冷気曝露、会話、電話、就寝により誘発されるならアレルギー性、咳喘息は比較的末梢、アトピー咳嗽は中枢気道
・咳喘息は喘息になることがある
・咳喘息は気管支拡張薬に反応し、アトピー咳嗽は反応しない(実際にはどちらにも反応しないことが半数を占める)が、どちらもステロイド吸入薬で対処できる(corticosteroid responsive cough
デキストロメトルファン(メジコン)、コデインなどの中枢性鎮咳薬は短時間しか効果がない→ステロイド吸入薬が効くまでのつなぎ
去痰薬やツロブテロールやテオフィリンは効果なし
・百日咳:大人の遷延性咳嗽にある程度混じっている、外来受診する痙咳期は感染性はなく抗菌薬も無効
・慢性下気道感染症:痰の色が有色、胸部X線やHRCTで診断
・感染後咳嗽(感冒後咳嗽):明らかな上気道炎症状に続いて咳が始まり2週間以上遷延する  


インフルエンザ

☆インフルエンザ
cf)
インフルエンザB型は高熱が出ないことがある。嘔吐、下痢を伴うこともある。
・タミフル75mg 2C2朝夕食後5日間
・イナビル吸入末剤20mg 2キット(当日と翌日の朝)
 学童は1キット
・カロナール200㎎(NSAID禁忌)発熱時頓服10回分もしくは発熱時25回分
cf)
・タミフルはA型で一部耐性あり。
・タミフル、イナビルは代謝産物による薬効だが、リレンザは直接作用するので代謝による個人差がなく、吸入を5日間と煩雑だが最も効果が確実。イナビルは1回投与なので失敗する可能性あり。
cf)
インフルエンザではWBC6380-8440,CRP1.9-3.2WBC数が10,000/m3を超えている場合やCRP値が8mg/dLを超えている場合は、細菌性肺炎の合併を疑う。
cf)
インフルエンザの診断書
 診断名:A型インフルエンザ感染症
 上記の者、122日初診にてA型インフルエンザ感染症と診断された。(122日に迅速検査陽性なら)123日から27日まで休養を要する。学校への出席は不可。尚、経過によってはこの限りではない。以下余白。(出席停止期間:「発症した後5日を経過」かつ「解熱した後2日を経過」の両方を満たす期間は登校は禁止。)
cf)
妊娠中のインフルエンザについて
 
・タミフルよりはイナビルやリレンザの方が血中への移行が少ない。
 
・どちらも妊娠中や授乳中の投与はOK
 
・母乳中にはわずかに移行するが、極微量。
 
・インフルエンザの母乳感染はない。
 
・手洗い、マスクをすれば母子分離は必要ないが、搾乳をして非感染者家族が与えるのがベスト。
 
・母乳中への移行薬剤で乳児のインフルエンザは治療できない。
cf)
透析患者のインフルエンザにはタミフル75mg11回単回投与でよい。
cf)
 ・抗インフルエンザ薬はどれも腎排泄なので腎障害時は用量調節をすること。
 ・H1はタミフル、ラピアクタ耐性が4%あり。
 ・H1N1H274Yというアミノ酸に変異をもつソ連型はタミフルに100%耐性あり。
 ・RIDT(rapid influenza diagnostic test:インフルエンザ迅速検査)の感度は7080%、特異度は95%。感度が高い検査は陽性になりやすい検査で、それでも陰性なら病気なし。特異度が高い検査は陰性になりやすい検査で、それでも陽性なら病気あり。
 ・インフルエンザの潜伏期間は13日。
 ・血圧低下、意識障害、Sat低下あるとき、ハイリスク(5才未満、65才以上、18才未満でアスピリン長期投与例、妊婦、心肺基礎疾患、免疫抑制状態)は入院。
 ・鼻閉、筋肉痛、頭痛、寒気の感度は8394%。逆に発熱++急性発症の感度は64%だが特異度は94%。発熱++急性発症でRIDT陰性でも36%はインフルエンザ。
 ・迅速抗原検査は熱発から12時間以内は偽陰性が5人に1人いることに注意する。療養などで陰性でも疑わしいならタミフル処方する。12時間以降は偽陰性はほとんどない。
 ・入院中のインフル検査は、臨床症状があり疑わしい場合にする(デフォルトではしないこと)。
 ・新型インフルエンザとはヒトヒト感染し、人類のほとんどが抗体を持たず、パンデミックになる可能性のあるもの(ソ連型など)。逆に鳥インフルエンザはトリヒト感染しかせず、ヒトヒト感染も家族内だけで遺伝素因が関与してると思われるため新型とは言わない。
 ・インフルエンザ患者の2m以内にいた人にはタミフル予防投与(11カプセル10日間)を行う。
cf)
インフルエンザワクチンについて
・インフルエンザの問診は「卵食べてなんともないですか?」「妊娠してますか?」「以前に打ったことありますか?(なければ痛いことをお伝えする)」
・接種部位は利き手ではない方の上腕伸側の下3分の1(肩峰と肘頭を結ぶ線の下3分の1)、①右手で消毒、②アル綿を左手に持ち変えて皮膚をつまむ、③30度の角度で針を刺して、逆血ないか確認し、しびれなどないか確認する、④ゆっくり皮下注射していく、 ⑤左手のアル綿をかぶせながらゆっくりと針を抜く、揉まないでくださいと言っておくこと。
2-3日後に発熱することもあるが38℃台のことが多く、24時間以内に解熱する。
・健診ついでにインフルエンザワクチンを希望する人がいるが、バリウム(胃透視)とインフルエンザワクチンは同日にしないこと。
・インフルエンザワクチンには卵を使う不活化ワクチンと使わない組み換えHAワクチンがある。卵アレルギーあるからといってワクチン禁忌ではない。インフルエンザワクチンそのものにアレルギーある場合は禁忌。卵を食べると蕁麻疹が出る程度の1849才の場合は組み換えワクチンを接種する。
12月が流行期であれば11月中旬から下旬に接種する。
65才以上では6か月たつと抗体価は6割になる。
cf)4
人部屋でインフルエンザが発生した場合(感染対策を参照)
4人部屋の1人でインフルエンザが発生した場合:①発症1人は個室にてモニタ管理、面会も禁止、②他3人はカーテン隔離、③病室ドアを閉めるため他3人はモニタ管理、④タミフルの予防内服(タミフル117日間)(経口できない場合はMGチューブを挿入し内服or発症時にラピアクタ。ラピアクタの予防投与はできない)、⑤インフル患者の注入やめるかどうかはrhonchiあるかどうかで決める(インフルエンザ治療でPEGやレビンありならタミフル12錠分25日間でもよい)
・感染症患者報告書の書き方:①インフルエンザABか、②発症日は確定診断の日に、③感染予防対策の範囲は個室に隔離したいが、現在不可能なため仕方なく大部屋にてカーテン隔離、④治療はその他(ラピアクタ1本 〇月〇日のみetc
・大部屋の中の1人か2人がインフルエンザ陽性で、かついろいろな部屋で同じように陽性が出ている場合は職員が感染源であることが多い。
cf)
インフルエンザ後の2次性肺炎について
2次性細菌性肺炎は急性のインフルエンザに引き続いて発症する肺炎。
・症状は急性インフルエンザの後23日間は患者の状態が改善を示すが、その後発熱が再発し、咳嗽、膿性痰の喀出、硬化の身体所見および胸部X線所見を含む細菌性肺炎の症候を伴うことがある。
・病原菌はStreptococcus pneumoniae(肺炎球菌)Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)Haemophilus influenza(インフルエンザ桿菌)
2次性細菌性肺炎は慢性の肺疾患や心疾患を持つ患者や高齢者でしばしばみられる。


肺炎

☆肺炎
・セフィローム1g:ロセフィン 2
 
生食100ml 30分かけて(11回から2回)
・クリンダマイシン600mg(ミドシン/ダラシン)1A 生食100ml 1時間かけて(12回)
・アザクタム1g 1
 
生食100ml 30分かけて(12回)
 
ユナシンやセフィロームで薬疹が出る時
・クラビット点滴静注バッグ500mg/100ml 1
 1時間かけて
 
ユナシンやセフィロームで薬疹が出る時
 透析患者には250mg2日に1
・モダシン+ダラシンだと広域にカバーできる。アザクタム+ダラシンでも可。
・軽症ならグレースビット内服のみで経過を見ても良い。
cf)
・常に結核を除外すること。
・右上葉に空洞を伴う小結節、小結節の周囲に娘結節、気管支拡張、縦隔条件で石灰化があれば結核を疑うこと(肺気腫に肺炎があればそう見えることがあるので注意。肺気腫が基礎になく空洞伴う結節影あればGaffkyを)
・液体培地(MGIT)だと1週間で結果が出る。
cf)
セフェム系抗生剤の世代
・第1世代:フェファメジン
・第2世代:セフメタゾール、パンスポリン
・第3/4世代:セフトリアキソン、セフタジジム(モダシン)、スルペラゾン、マキシピーム 
cf)
誤嚥性肺炎予防
ACE阻害薬(コバシル、カプトリル)は嚥下反射を起こさせるSubstancePの分解を抑制する。
・アマンタジンはSubstanceP分泌を促進するドパミン分泌を増加させる。
・シロスタゾール(プレタール)にも誤嚥性肺炎予防効果あり。
PPIは誤嚥性肺炎再発リスクを1.5倍に増加させる。胃粘膜防御因子増強薬(ガスロンなど)は肺炎リスクを低下させる。(PPIC.difficile関連下痢症の原因にもなり得る)。


鎮静(体重50㎏)

☆鎮静(体重50㎏)
・プレセデックス200μg2ml 生食50ml 5ml/hr 呼吸循環抑制が少ないが効きが悪い
 
・ミダゾラム(ドルミカム)10mg2ml 1A 生食5ml 2A 合計10mlにして、2mlずつ投与(急いでいる時は5ml投与)
・ミダゾラム(ドルミカム)10mg2ml 1A 希釈せずに1/4A投与
・ミダゾラム(ドルミカム)10mg2ml 5A 生食50ml 5ml/hr・ミダゾラム(ドルミカム)10mg2ml 1A 0.5A筋注
1%プロポフォール20ml(ディプリバン)1A 5mlずつ投与
1%プロポフォール50ml(ディプリバン)1A 5ml/hr・セレネース5mg0.5%1ml 筋注
・ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)5mg/1ml 1A 希釈せずに1A投与(生食で溶解すると白濁する)
 cf)GF時の沈静に使用可
・ロヒプノール2mg1mlを生食にといて20mlにし3-5ml cf)GF時の沈静に使用可
注意)メジャートランキライザー(セレネースやリスパダール)は呼吸停止はないが、マイナートランキライザー(セルシン、ドルミカム、ロヒプノール)は呼吸停止きたすことがある!
異常時指示でマイナー投与の指示は危ない。


蕁麻疹/帯状疱疹

☆蕁麻疹
・アレグラ160mg12
・アレジオン120mg11
cf)
眠気が少ない
cf)
抗ヒスタミン剤での運転の可否
運転注意の記載なし:アレグラ、クラリチン
運転時には注意の記載あり:アレジオン、エバステル、タリオン
運転はしないよう注意することの記載あり:その他
注意)抗ヒスタミン剤のクラリチン、ジルテック、ザイザルは痙攣やてんかんの既往には使わない。
・ネオマレルミン6mg2錠分2・ポララミン2mg3錠分3・ポララミン5mg 1A ラニチジン100mg (ザンタック)1A ソル・メルコート125mg(プリドール)1A 生食100ml 30分かけて
cf)
ソルメドロール125mgやサクシゾン(ソルコーテフの後発品)100mgでも良い。
注意)アスピリン喘息ではソルメルコートなどのコハク酸エステル型ステロイドは喘息を誘発するためリン酸エステル型ステロイドであるリンデロンやデカドロン4mgに変更する。
注意)ステロイド投与前にアスピリンに対するアレルギーやアスピリン喘息がないか聞くこと。アスピリン喘息あればソルコーテフやソルメドロール、サクシゾンは投与禁忌。
cf)
サクシゾン、ソルメルコートとポララミンの混合は混濁するため別の生食に溶かすのがよい。
・ボスミン1mg1ml 0.3A筋注
 呼吸苦あるとき
cf)
ステロイド力価(コルチゾール:アルドステロン) ・ソルコーテフ/サクシゾン(ヒドロコルチゾン)⇒1:1  プレドニン(プレドニゾロン)⇒4:0.8  ソルメルコート/ソルメドロール(メチルプレドニゾロン)⇒5:0  リンデロン(ベタメタゾン)⇒25:0  オルガドロン/デカドロン(デキサメタゾン)⇒25:0 ・コルチゾールは体内で120mg分泌される。
帯状疱疹
・バルトレックス500mg6錠分3 7日間
CCr:50-:3000mg/3x,25-50:2000mg/2x,10-25:1000mg/1x,-10/HD:500mg/1x
・ゲンタシン軟膏11
・アシクロビル(ゾビラックス)200mg20錠分5 7日間
 CCr25以上:単純疱疹1200mg15回、帯状疱疹1800mg15
 CCr10-25:単純疱疹1200mg15回、帯状疱疹1800mg13
 CCr10以下:単純疱疹1200mg12回、帯状疱疹1800mg12
内服できない時:
・ゾビラックス(アシクロビル)5mg/kg 13回 1時間以上かけて 7日間
 
CCr:50-:10mg/kg/q8hr,25-50:5-10mg/kg/q12hr,10-25:5-10mg/kg/q24hr,-10/HD:5mg/kg/q24hr
cf)
ゾビラックスやバルトレックスの他にロキソニン、ビダラビン軟膏、メチコバールも処方するとよい。顔面の場合はプロラノン点眼、ゾビラックス眼軟膏も追加する。
cf)
汎発性帯状疱疹
・通常の帯状疱疹(紅暈(こううん)を伴う水疱が帯状に集簇(しゅうぞく))とともに全身に水疱が生じる。
・免疫不全状態の高齢者、免疫抑制剤、悪性腫瘍などで誘発される。
・水痘帯状疱疹ウィルスによってウィルス血症を起こした結果生じる。
・汎発性の場合は呼気中に微量ウィルスが含まれるため空気感染の可能性あり。


吐血/黒色便

☆吐血/黒色便
・ラクテック
 チチナ100mg0.5%20ml 1A リカバリン100mg10%10ml 1A 急速静注
・ガスター20mg 1V+生食20mlに希釈しゆっくり静注、もしくはメイン点注 12
 ショットで急速に投与すると血圧低下あり。
・オメプラール20mg 1
 
生食100ml 30分かけて
 (生食20mlでショットで投与してもよい)
cf)14
日間投与(その間にGFsecond lookし止血確認)、その後内服のPPIやガスター点滴などに変更する。
cf)PPI
の用量
逆食(初期/8)、②逆食(維持)、③NERD、④消化性潰瘍(8/十二指腸6)、⑤アスピリン/NSAIDs併用時、⑥除菌
・ネキシウム(エゾメプラゾール):①20mg②10mg③10mg④20mg⑤20mg⑥20mg×2・オメプラール(オメプラゾール):①20mg②10mg③10mg④20mg⑤非適応⑥20mg×2・タケプロン(ランソプラゾール):①30mg②15mg③15mg④30mg⑤15mg⑥30mg×2・パリエット(ラベプラゾール) :①20mg②10mg③10mg④20mg⑤非適応⑥10mg×2
cf)
 ・フェジンは10%ブドウ糖20mlでショットで投与する。
 ・オメプラールは生食20mlでショットで投与する。
注)ショットで投与するときはルートフラッシュ用の生食シリンジ20mlも入力すること。
・アルサルミン2g+マルファ20mlを散布
 GFにて腫瘍から出血している時。
・ヘリコバクターピロリIgG抗体(効果判定は便中抗体か、尿素呼気試験(UBT試験))
・クロス採血
CA19-9,CEA注)
・現在のHb7を切ってなくても、BUN/Cr上昇あるときは脱水で実際よりも高めに出ていることもあり、Hb9でも輸血のオーダーをしておくこと。


急性膵炎

☆急性膵炎
・ラクテック500ml 急速静注、その後160ml/hr・オメプラール20mg 生食100ml 30分かけて、12
 (生食20mlでショットで投与してもよい) 
・メロペン0.5mg1
 
生食100ml 30分かけて、14
・ナファタット50(フサン)1
 5%ブドウ糖 500ml 160ml/hr12
 電解質があるとフサンは失活する
注)フサンは溶解用の蒸留水20mlを入力すること。
・レペタン0.2mg 1Aショット

重症な場合
・ミラクリッド5万単位 1A
  5
%ブドウ糖20ml 1A
  1
3回投与
・フサン50mg 5
  5
%ブドウ糖500ml
  1
2回 24時間持続投与
注)ミラクリッド、フサンは末梢からも投与できるが、FOYは別ルートが必須。CVはダブルルーメン以上にする。


血便

☆血便
・ラクテック
 チチナ(アドナ)100mg0.5%20ml 1A(125mg-100mg) リカバリン(トランサミン)250mg10%10ml 1A(1250mg-500mg) 急速静注
E入りキシロカイン1A ガーゼに浸して肛門鏡で充填
・腹部造影CT
cf)
下血は黒くて上部消化管出血、血便は赤くて下部消化管出血を疑うものを言う。


貧血

☆貧血
注意)血便、血尿、吐下血なしや便潜血陰性なら頭蓋内出血を疑うこと(特に抗凝固療法中の場合)。
・ビタメジン 1V 生食100ml 15分かけて
・フェジン402mL 1A 5%ブドウ糖100ml 15分かけて11回~3
 ビタメジンとフェジンは混合しないこと。配合変化あり。
10%ブドウ糖20mlでショットで投与してもよい、2分以上かけて)
cf)
 ・フェジンは10%ブドウ糖20mlでショットで投与する。
 ・オメプラールは生食20mlでショットで投与する。
・フェロミア50mg2錠分24錠分2・インクレミンシロップ5%50mg/ml(鉄として6mg/ml) 10-15ml/3x


嘔気/嘔吐/麻痺性イレウス

<注意!!>
嘔気はACSをまず否定する!!胃痛か狭心痛か判別できない時(ST1mmを超えない程度に上昇or低下しているが、TropTやラピチェックは陰性の場合など)はニトロペン舌下錠0.3mgを投与し、15分後に心電図再検する。帰宅させる場合は狭心痛の可能性が否定できないため、後日の循環器受診とニトロペン舌下錠0.3mg3回分を処方する。

☆嘔気/嘔吐
・プリンペラン10mg0.5%2ml 1Aショット(生食20mlで溶いて静注)・アタラックスP 1Aショット
・リンデロン坐薬0.5mg 1
・ノバミン5mg/1ml 1A筋注
・リンデロン4mg+生食100ml 11回点滴
cf)
癌ターミナルでの嘔気に
注)完全閉塞の場合はナウゼリン、プリンペランは禁忌。サブイレウスまでなら使ってもよい。
注)嘔気の原因になる薬剤:
テオフィリン、バリウム、ジキタリス、チャンピックス、SSRINSAIDs、オピオイド、トラムセット、リリカ、フェロミア(インクレミンシロップやフェログラデュメットは嘔気少ない)、デパケン等
cf)
麻痺性イレウスの時の点滴
・ソリタT3 500ml+パントール250mg/ml 1A12回、ビーフリード500ml、セフメタゾール1g12


回転性眩暈

☆回転性眩暈
・ベタヒスチンメシル12mg(メタヒスロン)3
 
セファドール25mg 3
 
ナウゼリン5mg 3
 
3毎食後
・セロクラール203
 
3毎食後
 
脳血管障害後の回転性眩暈に対して。脳循環改善目的。ケタスも同様効果。
・アデホスコーワ20mg 1A シアノコバラミン1mg アデマイド 1A メイロン8.4%20ml 2A プリンペラン10mg0.5%2ml 1A 生食100ml 30分かけて
注)アミノグリコシド系の他にミノマイシンでも眩暈をきたすことがある。
cf)
明らかな神経所見のないめまいでMRIが必要な場合:
・初発のめまい
・脳卒中の既往や家族歴
DMHTHLなど血管リスクがある場合
(めまいの原因で最も多いのはBPPV、緊張型頭痛、うつ。めまいで脳梗塞は1.6%ほど)
cf)
発症時間の推定
DWIhighFLAIRhighなしなら発症3hr以内(FLAIRhighになるのは6hr以降)
CTで脳梗塞がはっきりわかるのは8hr以降。∴脳梗塞の症状がありCTですでにLDAがある場合は別の部位に脳梗塞を起こしている可能性がある!CTLDAにすぐに飛びつかないこと!





動悸(PSVT,pAf

☆動悸(PSVT,pAf
・アデホスLコーワ20㎎ 1A 生食20ml 半減期が10秒なので生食20mlで後押しし急速静注。除細動器を準備する。適応はPSVT
・ワソラン50.252ml 1A 生食100ml 30分かけて
 適応はPSVT
・ワソラン50.25%2ml 1A 1/4Aずつ投与
 
 適応はPSVT
・シベノール705ml 1A 生食20ml 5分かけて
 適応はpAf
・ジゴシン0.251ml 1A(ジキラノゲン0.4mg2ml 1Aでも可)
 生食100ml 30分かけて
 適応はpAf。非発作時にδ波ないことを確認してから
cf)
有効血中濃度:ジゴキシン0.2-5ng/ml(実際は0.8を超えないようにする)
注)
・腎機能低下時(Cr>1)にはジゴシンは使わない方が無難。
・血中濃度は0.8を超えないように。
・最初は、0.5A0.125mg)を隔日投与から。
・心電図変化が出てくるような即時中止。
cf)
経管栄養時の頻脈発作の場合、ハーフジゴキシン1T(0.125mg)+プラビックス(クロピドグレル)75mg内服で改善することがある。
・アミサリン20010%2ml 4A 生食20ml 5分かけて
 適応はpAf


動悸(脈ありVT

☆動悸(脈ありVT
・キシロカイン2%5ml 1A 0.5Aずつ投与
注意)局麻用と静注用のキシロカイン(リドカイン)の違い
・リドカイン静注用2%5mlアンプルは抗不整脈薬として使う。
・キシロカイン1%100mlバイアル製剤はメチルパラペン(防腐剤)が入っており局所麻酔薬としてしか使えない。エピネフリン添加製剤も防腐剤あり局所麻酔用。よって静注すると防腐剤に対するアレルギーを起こす可能性あり禁忌。
・キシロカインのポリアンプ製剤は局所麻酔用だが、小分けされているので防腐剤は入っていない。
・シンビット50㎎ 1
 
生食20ml 5ml5分かけて、その後5ml/hr・ミダゾラム102ml 1A(ドロミカム)
 
生食5ml 2A 2mlずつ意識がなくなるまで
 DC150J-200Jの前に。
・ノルアドレナリン1A 生食20ml 3ml/hr ドロミカムの血圧低下に対して


徐脈

☆徐脈
・アトロピン0.05%1ml 1A 0.5Aずつ投与
・ドパミンキット600 200ml(プレドパ) 1
  5ml/hr
・プロタノール0.21ml 2A 生食50ml 5ml/hr
cf)CCB
βblockerなど徐脈の原因になる薬剤をチェックすること。AVBやⅡ度以上のSSSは循環器をすぐにCall。心停止する。


CPA(ACLS)

CPA(ACLS)・ボスミン11ml 1A 3分ごとに投与
・ドパミンキット600 200ml(プレドパ) 1
  10ml/hr
 5-10γ(体重50㎏で5-10ml/hr以下はrenal dose
・ドブポン0.3%注シリンジ50ml(ドブトレックス)1
  10ml/hr
 5-10γ(体重50㎏で5-10ml/hr
  DOA:DOB=1:1
で合計20γ以下にする
・ノルアドレナリン 1A 生食100ml 15ml/hr 体重50㎏で0.05γ PEAは脚ブロックを伴ったQRS波が徐脈になっているか、全く正常な波形。心室細動はランダムな波形が続く。基本は頻脈になっている。
cf)
挿管チューブについて
・径7.5mm22cm口角
・入れ歯をとった時は挿管位置は口角20㎝でOK
cf)ACLS
アルゴリズム


心原性ショック

☆心原性ショック
・ドパミンキット600 200ml(プレドパ) 1
 10ml/hr 3-10γ(体重50㎏で5-10ml/hr以下はrenal dose
・ドブポン0.3%注シリンジ50ml(ドブトレックス)1
  10ml/hr
 5-10γ(体重50㎏で5-10ml/hr
  DOA:DOB=1:1
で合計20γ以下にする
・ノルアドレナリン 1A 生食100ml 15ml/hr 体重50㎏で0.05γ注)とりあえず血圧低下に対し、ドパミンの指示が求められる時がある。その場合はくらいから始めて3時間毎(血圧をどの程度の間隔で測定できるかは病棟によって異なる)に血圧測定し、ずつ増量し、10γは超えないように。以下はrenal,10γ以上はα doseであることに注意。10γを超えると腎動脈が収縮し、乏尿になる。血圧の目安は90110mmHgで、120超えるようなら1-2γずつ減量する。程度くらいなら継続しても乏尿になることは少ない。
指示例: ドパミン(200)の指示:収縮期血圧90mmHgキープするように5ml/hrより開始し、2ml/hrずつ増減する。Max15ml/hr


敗血症性ショック

☆敗血症性ショック
・ラクテック500ml 4
 2本全開、血圧上昇なければさらに2本、その後は120ml/hrMEPM0.5g+生食100ml 12-3
   VCM0.5g
+生食100ml 11-2
・ノルアドレナリン 1A 生食20ml 3ml/hr 補液で昇圧認めない時
・ノルアドレナリン 5A 生食50ml 0.9A 2ml/hr-9ml/hrBW50㎏で0.1γ3ml/hr,0.05-0.3γ
 3ml/hで開始し、収縮期が80mmHg以下で2ml/h増量、150mmHg以上で2ml/h減量。
・ソルメルコート/ソルメドロール(メチルプレドニゾロン)250mg+生食100ml 11回(125mg12回でも可能) 2時間かけて5日間
・献血ベニロン-I 2.5-5g/100ml 11回点滴 3時間かけて5日間
・アルブミナー25%50ml 5
 全開で投与。腎機能低下でHES使えない時。
・ガスター20mg 1V+生食20ml 12回 静注
 ストレス潰瘍は意外と多いので忘れないこと。もともとPPIH2blockerを内服していた人なら尚更。ショットで急速に投与すると血圧低下あり。
cf)
療養病院でのノルアドレナリンの指示
ノルアドレナリン1A1mg/1ml)+生食100ml10ml/hrから開始、血圧90mmHg以上になるように5ml/hrずつ増量し、Max50ml/hr1)最大で12mg/day、これは体重50kgでの0.16γにあたる。
2)最大で生食1200ml/day追加になるので輸液負荷することにもなる。
注)とりあえず血圧低下に対し、ドパミンの指示が求められる時がある。その場合はくらいから始めて3時間毎(血圧をどの程度の間隔で測定できるかは病棟によって異なる)に血圧測定し、ずつ増量し、10γは超えないように。以下はrenal,10γ以上はα doseであることに注意。10γを超えると腎動脈が収縮し、乏尿になる。血圧の目安は90110mmHgで、120超えるようなら1-2γずつ減量する。程度くらいなら継続しても乏尿になることは少ない。
指示例: ドパミン(200)の指示:収縮期血圧90mmHgキープするように5ml/hrより開始し、2ml/hrずつ増減する。Max15ml/hr





アナフィラキシーショック

☆アナフィラキシーショック
・ラクテック500ml 2
 2本全開
・ボスミン11ml 0.3A筋注(皮下注は時間がかかる)
・ボスミン11ml 1A 生食20ml 3ml/hr・ポララミン5㎎ 1A ラニチジン100㎎(ザンタック) 1A 
 リンデロン40.4% 1A 生食50ml 30分かけて
cf)
アナフィラキシーショックが疑われる場合は、MAST33検査やエピペンを携帯してもらうこと(エピペンは未使用であれば1年後に返却するように指示しておく)


DIC

DIC・ナファタット50(フサン) 5
  5%
ブドウ糖500ml 20ml/hr・ミニヘパ注10ml 0.25
 
生食5ml 12回静注


胸痛

<注意!!>
胃痛か狭心痛か判別できない時(ST1mmを超えない程度に上昇or低下しているが、TropTやラピチェックは陰性の場合など)はニトロペン舌下錠0.3mgを投与し、15分後に心電図再検する。帰宅させる場合は狭心痛の可能性が否定できないため、後日の循環器受診とニトロペン舌下錠0.3mg3回分を処方する。

胸痛
・ニトロペン舌下錠0.3㎎ 1
 
発作時舌下でなめて下さい。
・ミオコールスプレー7.2g 1
  2
回プッシュ
 下壁梗塞では右側誘導で胸部誘導ST上昇ないことを確認してから
・バイアスピリン100㎎ 2
 
プレタールOD50㎎ 2
 
サルポグレラート100㎎ 2
 
心筋梗塞時
・バイミカード52錠分1夕食後
 
冠攣縮性狭心症時。冠動脈に特異性高いCAB。明け方の発作に対応するため夕食後に服用。
・ヘパリン(1000単位/ml10ml 生食20ml 2A 2ml/hr・ミオコール510ml(ミリスロール) 5A 2ml/hr 投与前にASHOCMないか確認すること。
・ニコランジル12㎎(シグマート) 5V 生食20ml 3A 2.5ml/hr-10ml/hr 血圧が低くてミオコールが使えないとき。


高血圧

☆高血圧
<基本>
アバプロ100mg/1xかアムロジピン5mg/1xで開始。
②2
週間後、降圧が不十分ならアイミクスLD(イルベサルタン100mg+アムロジピン5mg)に変更。
さらに2週間後、不十分ならアイミクスHD(イルベサルタン100mg+アムロジピン10mg)に変更。
さらに2週間後、不十分ならアダラートCR20mg12+アバプロ1100mgに変更。
さらに2週間後、不十分ならナトリックス1mg0.5錠分1から1錠分1を追加。
以上で効果ない時は2次性高血圧を精査すること。
Ca拮抗薬>
・アダラートCR(徐放剤)(ニフェジピンCR10mg1錠分1 高血圧時頓服でも可。アダラート5mgは即効性で急激な降圧なので使わない方が無難。ジヒドロピリジン系。降圧不十分な時は20mg12回にするとよい。ジヒドロピリジン系(アダラート/ヘルラート/ニフェジピン)の舌下投与は高血圧緊急症では脳と心筋血流を低下させるので禁忌。内服は当然使用可能。
cf)
最大140mg12回まで増量可能。
cf)
胃管から投与する時は簡易懸濁できないので、セパミットRに変更する。
・アムロジン/ノルバスク(アムロジピン)5mg 1錠朝食後1
cf)
最大1110mgまで増量可能。無効ならARB追加。ジヒドロピリジン系。
・カルブロック(アゼルニジピン)118-16mg ジヒドロピリジン系。降圧作用弱い。
・ヘルベッサーR(ジルチアゼム)100mg 1C朝食後1
 
ベンゾジアゼピン系。Af頻脈や冠血管拡張作用を期待して使う。降圧作用は弱め。陰性変力作用あり慢性心不全には控える。
注意)
Caブロッカーで下肢浮腫が来ることがある!
Ca拮抗薬の降圧作用の強さ:
 ニフェジピン(アダラート)5mgアダラートCR110mg1回~140mg12回)>アダラートL110-20mg12回)>アムロジピン(アムロジン/ノルバスク112.5-10mg>ペルジピン(コニール112-8mg)>ジルチアゼム(ヘルベッサーR11100-200mg
・アダラート5mgは急激な降圧なので使わない方が無難。
・アダラートCR40mg12回が1番降圧作用が強い。
・ヘルベッサー、コニールは冠れん縮や頻脈ある時に使うが、降圧作用は強くない(持参でこれらがある場合は他のCa拮抗薬に安易に変更してはいけない。これらを使用されている場合は処方医に確認してから変更すること)。
ARB
・オルメテック5mg1錠朝食後1(最大40mg)・ミカルディス20mg1錠朝食後1回(最大80mg
 肝代謝なので肝機能異常時は最大40mgまで。
注意)
ARBの降圧作用の強さ:イルベサルタン(アバプロ1150-200mg>アジルサルタン(アジルバ1120-40mg)>オルメサルタン(オルメテック5mgから開始し1110-40mg>テルミサルタン(ミカルディス20mgから開始し1140-80mg)>バルサルタン(ディオバン1140-80mg)>カンデサルタン(ブロプレス114-12mg)>ロサルタン(ニューロタン1125-50mg
・半減期はオルメテック、ミカルディスが10hr、ディオバンが5hr程度。
・ディオバン、ミカルディスは食後服用で効果半減。食前の方がよい。
<降圧利尿薬>
・フルイトラン1mg0.5錠分1から1錠分1・ナトリックス1mg0.5錠分1から1錠分1
cf)
サイアザイド系利尿薬。高血圧症には11mg以下。
<その他の降圧薬>
αブロッカー:腎不全で血圧下がらない時。2次性の除外が必要で、立ちくらみや頭痛に注意。
βブロッカー:心不全あるときにアーチスト1.25mgやメインテート0.625mgから開始するが、血圧が下がるのはアーチスト10mgやメインテート2.5mgから。
ACEI:ペリンドプリル(コバシル112-8mg)>エナラプリル(レニベース115-10mg)。ARBに心臓保護作用ないが、ACEIにはある。しかし降圧作用は弱い。コバシルはある程度下げる。心不全に対して臓器保護目的で使う。空咳が高率に出てくる(誤嚥予防には良いかもしれない)
<経口投与できない時>
・ニカルジピン10mg10ml(ラジストン/ペルジピン)2A 生食20ml 5ml/hrから開始(収縮期血圧100-120mmHgになるように2.5ml/hrずつ増減)
・フランドルテープ4011回(下がりすぎるようなら2日に1回)
 経口摂取できないとき
Ca拮抗薬+ARB合剤>
ミカムロAP:ミカルディス40mg+アムロジピン5mgミカムロBP:ミカルディス80mg+アムロジピン5mgユニシアLD:ブロプレス8mg+アムロジピン2.5mgユニシアHD:ブロプレス8mg+アムロジピン2.5mgザクラスLD:アジルバ20mg+アムロジピン2.5mgザクラスHD:アジルバ20mg+アムロジピン5mgエックスフォージ:ディオバン80mg+アムロジピン5mgアイミクスLD:アバプロ100mg+アムロジピン2.5mgアイミクスHD:アバプロ100mg+アムロジピン5mgレザルタスLD:オルメテック10mg+カルブロック8mgレザルタスHD:オルメテック20mg+カルブロック16mgアテディオ:バルサルタン80mg+アテレック10mg


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