☆特殊な健診項目の説明
•sd-LDL:超悪玉コレステロールが高いと心筋梗塞、脳梗塞のリスクが上がる。
•LOX-index検査: 血液中の酸化変性LDL値と血管の炎症で上がるsLOX-1値を掛け合わせたロックスインデックスが高いと心筋梗塞、脳梗塞のリスクが上がる。
•ABI(上下肢血圧比):動脈硬化があると下肢血圧が高くなりABIが下がる。
•PWV(動脈波伝播速度):動脈硬化があると脈波が早く到達しPWVは高くなる。
•MCG検査:安静時に約20分の心電図検査を行い、計測結果を4万人以上の結果を保有するスーパーコンピューターのデータベースに照合して解析し、心筋虚血の状態を診断。
•ピロリ菌IgG抗体/ペプシノーゲン法
ピロリ菌抗体が陽性ならピロリ菌がいるので胃カメラが必要。ペプシノーゲンが下がってれば陽性で胃粘膜萎縮があり胃カメラが必要。-/-以外は全て胃カメラが必要。
•VSRAD(ブイエスラド):海馬の萎縮の程度をみる。アルツハイマー(AD)の早期発見。萎縮度0以外(萎縮度1-3)は経過観察。PET、SPECTより安価で被曝がない。
•AMH(抗ミュラー管ホルモン):幼若卵子から分泌されるホルモン。卵子がいくつ残ってるかを見る(卵巣予備能)。
•AICS(AminoIndex Cancer Screening、アミノインデックスがんリスクスクリーニング):血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんがある人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析しがんリスクを評価する。ランクCではがんがある確率が10倍以上になる。
•MCIスクリーニング検査:軽度認知障害(MCI)のリスクを判定。アルツハイマー型認知症の原因物質βアミロイドを排除する血液中の3つのタンパク質(ApoA1(アポリポタンパク)、C3(補体タンパク)、TTR(トランスサイレチン))が高いとMCIのリスクが低い。
•ApoE遺伝子検査:βアミロイドを排除するApoEタンパクの遺伝子のタイプはε(イプシロン)2、ε3、ε4が2つ一組で6パターン。アルツハイマーのリスクはε4があると高くなり、4/4>4/3>4/2の順。
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