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2011年5月31日火曜日

・生理的狭窄部位で石が詰まる→尿路結石は上部尿路に多い
・腎癌→左腎静脈に浸潤→左精巣静脈閉塞→左精巣静脈瘤→左精巣腫大
・腎門部ではVAU、総腸骨動脈交差部ではUAV
・膀胱頂部=尿膜管=腺癌
・膀胱三角:内尿道口、尿管口×2が頂点
・膀胱は内縦、中輪、外縦、胃は内斜、中輪、外縦
・尿道は前立腺を貫く、精嚢は左右にあり、前立腺の外側
・移行上皮はすべて基底膜につながっている→単層
・糸球体は皮質にしかない
・輸入細動脈がすぐに糸球体血管になってるので、毛細血管だが圧が高い→限外濾過が可能
・尿細管の再吸収:近位70%、ループ10%、遠位15%、集合管4%
・ループで間質の浸透圧を高める→ADHで髄質集合管のAQP2が増加→間質浸透圧によって水が再吸収
・GFR低下→尿細管内Cl低下→遠位尿細管のマクラデンサ(上皮が密集してる場所)内のCl低下→輸入細動脈壁にあるJGcellからレニン放出→AGTⅡ上昇→輸出細動脈が収縮→糸球体濾過圧増加→GFR上昇
・アルドステロン:遠位尿細管上皮のNaチャネルが増加→Na流入→代わりにKチャネル、HチャネルからK、Hが流出
・腎でVitDの1位の水酸化
・クレアチンはCKによってクレアチンリン酸にしてATPを貯金する(キナーゼとは蛋白をリン酸化する酵素)
・リン酸をくっつけられるのはOH基→OH基を持つアミノ酸はセリン、スレオニン、チロシン(チロシンキナーゼ阻害薬=イマニチブ→CMLの治療薬)
・β2MGはHLAの一部、分子量3万
・細胞内液:K+,HPO4-,蛋白-
 細胞外液:Na+,Cl-
・腎硬化症
 腎血管性高血圧:腎動脈の動脈硬化
 良性腎硬化症:輸入細動脈、輸出細動脈の動脈硬化
 悪性腎硬化症:腎毛細血管の動脈硬化=悪性高血圧(拡張期圧130以上、KW4度、頭痛嘔吐、原因は本態性高血圧、慢性糸球体腎炎、褐色細胞腫、SSc)
・SIADHの尿量正常、乏尿にならず、浮腫にならない

2011年5月29日日曜日

・弾性動脈:中膜が弾性繊維、流入血液の緩衝作用
 筋性動脈:中膜が平滑筋、自律神経で調節
・Ⅲ音:心房から心室にドサっと血液が流入し、心室壁を叩く音
 Ⅳ音:拡張期の最後に心房が収縮して血液を心室に押しこみ、心室壁を叩く音
・交感神経=戦闘モード、β作用がメイン
 HR↑、心収縮力↑(筋肉に血流送るため)、気管支拡張(たくさん空気を吸うため)、血管拡張、レニン↑(血圧上げて筋肉血流↑)、インスリン↑(血糖を筋肉に取り込む)、膀胱弛緩(排尿してる場合じゃない)、瞳孔括約筋弛緩(相手をよく見る)
・Batista手術:左室縫縮術、DCM
・Ross手術:P弁をA弁に持ってくる、AS,AR
・Rastelli手術:PAをRAにつないでVSDをふさぐ、TGA
・Jatene手術:PAとAoを入れ替える、TGA
・Fontan手術:SVC,IVCをPAにつなぐ、TA
・梅毒スピロヘータは弾性繊維が好き:大動脈瘤、ゴム腫、黄色靭帯→脊髄後索障害
・1次孔閉鎖障害→ECD
 2次孔閉鎖障害→ASD
・TGA:Ⅰ型ASD合併、Ⅱ型VSD合併、Ⅲ型VSDとPS合併→シャント血流はⅠ型少なすぎ、Ⅱ型多すぎ、Ⅲ型ほどよい。Ⅰ型50%、Ⅱ型25%、Ⅲ型15%
・心室中隔の奇異性運動:ASD、右心系負荷なのでRVの方がLVよりよく動く→収縮期はRVがLVを引っ張り、拡張期はRVがLVを押す
・ストレス→タバコ→高血圧→LV負荷→LA負荷→af→ワーファリン内服というパターンが多い
・感染性心内膜炎の起炎菌同定:動脈血培養は数回する必要あり(∵フィブリンが細菌を覆ってる)
・Roth斑:IEによる眼底毛細血管閉塞
・DCM:Ⅳ音の後に拡張期の最後にLAがダメ押しの収縮→B-B'step
・心筋障害を起こす疾患(特定心筋疾患):筋緊ジス、Duschenne、アミロイドーシス、Friedreich失調症(蜃気楼、飢饉にどしゃ降り雨が降る)
・RAは2mm、LV12mmの1/6(←PAは20mmHg、Ao120mmHgの1/6)
・動脈硬化の眼底所見:血管反射増強、銅線動脈、銀線動脈、交叉現象(硬化動脈が静脈を圧迫し静脈が拡張)
・ACE作用:ブラジキニン分解、AGⅠをAGⅡに変換
 ブラジキニン作用:子宮平滑筋収縮~流産、気管支平滑筋収縮~空咳~誤嚥性肺炎の予防効果(キニン→コレシストキニン→胆嚢収縮→キニンは収縮作用)
・弓部大動脈が接してるのは食道、気管、左反回神経→弓部大動脈瘤の症状は嚥下困難、喘鳴、嗄声
・膝窩静脈→大腿静脈:膝窩静脈に小伏在静脈、大腿静脈には大伏在静脈が流入する。

2011年5月27日金曜日

・低体温→何でも延長(PQ↑,QRS↑,QT↑)+陰性T波+J波(Tの前の山)
・LBBB:前枝は左軸偏位、後枝は右軸偏位
・U波→T波の後、心筋虚血は陰性、低Kは陽性
・高K血症→テント状T、QRS拡大
・低Ca,K,Mg→QT延長
・スワンガンツでの心拍出量測定→実際はPA血流を測定
・妊娠中の高血圧→レセルピン、ヒドララジン、αメチルドパ
・αブロッカーの副作用→尿失禁、HDL上昇(これは良い作用)
・腎不全の高血圧→Cr>3ならACEI,ARBは禁忌、Ca拮抗薬にする
・期外収縮だけでは電気的除細動しない(多源性、多発性でも)
・左房内血栓→IVR(カテーテル治療)や電気的除細動は禁忌。INRを2-2.5に保ちながら溶けるのを待つ。
・胸骨圧迫では背中に板を敷く
・PCIの薬剤溶出性ステントの薬剤はタクロリムス、タキソール。ステント留置後はアスピリン投与。
・人工心肺:4時間まで、血液温度4℃下げる、凝固防止に希釈~間質へ逃げて循環血漿量低下
・Eisenmenger化:左右シャント→肺高血圧→肺血管抵抗が体血管抵抗を超える→右左シャント。ここで根治療法すると、肺血管抵抗高すぎでSVCが戻れず、脳圧亢進、脳ヘルニアで死ぬ。
・手術適応:ASは圧較差50mmHg以上、ASD,VSDはQp/Qsが1.5以上
・ASの手術適応は圧較差50mmHg以上と、ASC症状(Angina,Syncopy,Congestion)
・冠攣縮性狭心症:喫煙のアセトアルデヒド~内皮損傷~Achが血管平滑筋に直接作用~朝方に攣縮(∵Ach↑?)
・ST上昇:貫壁性急性心筋梗塞、異型狭心症、心室瘤、心膜炎
・CABGのグラフトは動脈が良い。大伏在静脈はもたない。
・後下壁梗塞はRCA支配、完全AVブロック起こすが一過性でペースメーカー必要なし、後乳頭筋断裂が多く肺水腫
・LVADはあくまで心臓移植までのつなぎ。AMIではしない。AMIのPCIやCABGまでのつなぎはIABPかPCPS。IABPしながらPCIもできる。
・afに人にいきなり電気的除細動はまずい。エコーで左房内血栓ないか確かめること。あればワーファリンで溶けるまで待つ。

2011年5月25日水曜日

・HOCMでは収縮期の途中でASH(非対称性心室中隔肥厚)により狭窄→ASHとA弁の間の空虚空間が陰圧→A弁、M弁が空虚空間に引き寄せられる→M弁の収縮期異常前方運動(SAM)、A弁の収縮中期半閉鎖
・HOCMでは収縮期の途中でASHにより狭窄→収縮途中で脈圧低下→二峰性の頸動脈波形
・代償性休止を伴ったPVC→収縮時間↑→血圧↑が正常。HOCMでは収縮力↑→狭窄↑→血圧↓(Brockenbrough現象)
・自由壁の下方向への拡張>中隔の上方向への拡張→T波陽性が正常。HOCMでは中隔の上方向への拡張>自由壁の下方向への拡張→陰性T波
・脈拍数は15秒間測定し、4倍する。
・老人では脈消失が早く聞こえる→拡張期血圧を高めにとってしまう→触診法を併用する
・30才以前のⅢ音は正常、40才以降のⅣ音も正常
・Ⅲ音→拡張早期に心房から心室に圧較差により流入し、流入血液が心室壁を叩く音
 Ⅳ音→拡張期の最後に心房が収縮し、心室に残り20%の血液を押しこみ、流入血液が心室壁を叩く音。afで消失。
・LAの圧曲線:拡張末期にLAが収縮しa波(a=atrium)→M弁が閉じるとLA内の血液が押されてc波(c=close)→LVが収縮するとLAが少し広がって収縮期に陰圧x波→拡張期にM弁が開くとLA内の血液が外に引っ張られてv波(v=vending)
・MSではQⅠ時間延長、ⅡOS時間短縮
・A弁の閉まる力→Aoの弾性収縮力
 ∴ASでは拍出量↓→Ao広がらず→弾性収縮力↓→A弁の閉じる力も弱い→Ⅱ音低下
・Ⅱ音病的分裂:吸気も呼気も幅広く分裂
 ⅡPが遅れる:RBBB、PS、肺血流↑
 ⅡAが早くなる:WPWtypeA(Kent束がLALV間にかかりLV収縮が早くなる)
・Ⅱ音奇異性分裂:ⅡP→ⅡA
 ⅡAが遅れる:LBBB、AS、WPWtypeB
・Ⅱ音固定性分裂:ASD、ECD
 機序:吸気時に肺血流増加でⅡPが遅れるが、静脈還流増加でRA圧上昇→シャント量低下→LA血流増加→拍出量増加→ⅡA遅れる
・聴診器の膜は低周波をカットするため∴低調音の拡張期ランブル(MS)とⅢ音はベル型で聞く
・胸部誘導:V1,V2は第4肋間、V4,5,6は第5肋間、V3はV2とV4の中間、V4は鎖骨中線上、V5は前腋窩線上、V6は腋窩線、赤黄緑茶黒紫(関口君)
・肢誘導:秋吉久美子→赤(右手)、黄(左手)、黒(右足)、緑(左足)

2011年5月23日月曜日

・病気の標準治療ガイド
http://www.ebm.jp/
EBMに基づく治療法が載ってる。
機械弁置換後のMSに対するワーファリン投与量はINRを2-3に保つように行う。MSでは左房血栓予防にワーファリンを投与するが、機械弁設置したからといって投与量を増やすわけではない。
EBMのクラス1は有効性が証明されたもの、クラス3は有害性が証明されたもの、クラス2は見解不一致があるもの。
PaO2が40Torrのシャント血が100Torrの動脈血と混合すると、70Torrにはならない。
なぜなら、動脈血の溶存酸素量は0.003×PaO2でわずかしかなく、ほとんどはHb結合酸素なので、混合血のPaO2はSO2の影響を受ける。
40Torr=75%(SO2)と100Torr=100%(SO2)の混合は、SO2が87.5%になり、それに対応するPaO2=55Torrくらいになる。
横隔膜は中央が腱。
普通、腱は筋肉の起始停止で骨に付着するところ。
だが横隔膜の腱は実際は腱膜だから骨に起始停止しているわけではなく、中央にある。

2011年5月22日日曜日

・右が前
RVが前、右冠尖が前、T弁がM弁より前、P弁はA弁より前
・右冠尖からRCA、左冠尖からLMTが出る
・二尖弁は出にくいが逆流しにくい、三尖弁は通りやすいが逆流しやすい
∴圧が一番かかるM弁は逆流しにくい二尖弁、A弁が先天性二尖弁だと通りにくく硬化してASになりやすい
・血中Ach→内皮からNO放出促進、中膜平滑筋を収縮
 NO→cGMP増加→中膜平滑筋弛緩
∴喫煙で内皮損傷→中膜平滑筋がむき出し→Achで平滑筋収縮→異型狭心症、冠れん縮性狭心症
・鎖骨下動脈→内胸動脈→肋間動脈→胸部大動脈
・Blalock-Taussig:鎖骨下動脈を内胸動脈分岐部より中枢で肺動脈につなぐ、腕のほうには胸部大動脈→肋間動脈→内胸動脈→上腕動脈で流れる、肋間動脈の血流増加でrib notching、短絡血管を常に血流が流れて連続性雑音
・大動脈縮窄症:下肢の方には鎖骨下動脈→内胸動脈→肋間動脈→胸部大動脈、肋間動脈の血流増加でrib notching
・大腿部は内側からVAN
・大腿静脈からのライン→鼠径靭帯より2横指下の大腿動脈を外によけてから大腿静脈に穿刺
・寝入りぱな:深睡眠、nonREM、血圧低下
 起きる直前:浅睡眠、REM、血圧上昇(=起きる準備)
・拡張終末期容積120ml→収縮期容量40ml∴1回拍出量は80ml、駆出率は2/3(66%)
・下肢に血流が集まる→下肢の方が血圧が高い
・大動脈縮窄症:管前性は小児で下半身チアノーゼ、管前性は成人
・AR,PDA,Valsalva動脈瘤破裂:左室収縮→上行大動脈拡張→上行大動脈収縮→ARではLV、PDAはPA、ValsalvaはRVへ血液が逃げる→拡張期血圧低下→脈圧上昇
・弾性血管が硬化すると上行大動脈拡張、収縮できず拡張期血圧上昇
・B1(チアミン):TCAサイクルのリン酸脱水素酵素の補酵素、B1欠乏すると嫌気性解糖亢進→乳酸アシドーシス、高拍出性心不全
・慢性心不全の第1選択薬はACEI、ACEIは生命予後改善、ARBよりも良い、血圧降下やブラジキニン分解抑制~NO増加によって心筋が硬くなる(リモデリング)のを予防する
・ジキタリス:Na-KATPase阻害→細胞内にNa溜まる→Na-CaExchanger促進→細胞内にCa溜まる→強心作用
・喘鳴→聴診器なしで聞こえる呼吸音のこと
・左心不全→肺水腫→吸気時に水泡性ラ音→末梢に泡沫状喀痰がへばりつく→呼気性喘鳴
・左心不全→肺水腫→寝るとひどくなるから発作性夜間呼吸困難→苦しくて起き上がるので起坐呼吸
・Cheyne-Stokes呼吸:心不全でCO2上昇が呼吸中枢に伝わるまで時間がかかる、規則的な無呼吸と過呼吸を繰り返し
・Kussmaul大呼吸:代謝性アシドーシスによる過呼吸
・DKA→Kussmaul大呼吸あり、HONK→Kussmaul大呼吸なし
・Biot呼吸:重篤な髄膜炎で橋の障害、不規則な呼吸
・Hb:5切れば絶対輸血、10超えてれば絶対輸血なし
・中心静脈圧は5-10cmH2O→坐位では頚静脈は25cmの高さなので怒張は見えない、25度勾配だと頚静脈が10cmの高さになり怒張が観察できる
・ショックの分類
 血液分布異常性ショック:血管が拡張して血液が別のところへ行ってしまう
  ①感染性:エンドトキシン→NOsyntase活性化→NO↑→血管拡張
  ②アナフィラキシー:1型アレルギー→ヒスタミン→血管拡張
  ③神経原性:交感神経遮断→血管拡張
 循環血液減少性ショック
  ①出血性
  ②体液喪失
 心原性ショック
  ①心筋性
  ②機械性:ASなど
  ③不整脈性:有効な収縮がない
 閉塞性ショック:血液が心臓に戻れない
  ①心タンポナーデ
  ②肺塞栓
  ③緊張性気胸
・ShockIndex=脈拍数/収縮期圧→出血量(L)、ShockIndex=1-2は中等症
・肥大型心筋症
 自由壁の肥大は外に逃げれるので狭窄はない
 中隔の肥大は収縮期に狭窄(HOCM)
・HOCMの雑音:
 心筋収縮力増加→狭窄亢進→雑音増加
 前負荷減少(静脈還流減少)→内腔広がらない→雑音増加
 後負荷減少(体血管抵抗減少)→拍出しすぎて内腔が狭窄→雑音増加
・HOCMの雑音変化:
 ジキタリス、イソプロ、運動→心筋収縮力増加→狭窄亢進→雑音増加
 ニトログリセリン→静脈プール増加→静脈還流減少→内腔狭まる→雑音増加
 立位、Valsalva手技→胸腔内圧上昇→静脈還流減少→内腔狭まる→雑音増加
 下肢挙上、輸液→静脈還流増加→内腔広がる→雑音減少
 蹲踞→体血管抵抗増加→拍出できない→雑音減少
・INH:多発性末梢神経障害(B6投与で予防可)、肝障害、ペラグラ(ナイアシン欠乏)
 RFP:血小板減少、肝障害、インフルエンザ様症状
 EB:球後性視神経炎(中心暗点、盲中心暗点)
 ストマイ、カナマイ:内耳障害、腎障害
・CO2ナルコーシス
 COPD患者は持続的CO2上昇→延髄の呼吸中枢は鈍感化→頚動脈小体、大動脈小体がO2低下を感知→呼吸刺激→高濃度O2投与→頚動脈小体、大動脈小体が機能低下→呼吸抑制→CO2上昇→脳圧亢進→意識障害
・O2投与に対する反応:肺胞低換気◎、拡散障害◎、V/Q不均等△、シャント×
・肺気腫の胸郭奇異性運動:肋骨が広がる→肺が広がる、肋骨が狭くなる→肺がしぼむ
・DLCO:COを吸わせて、血中HbCOがどれくらい増えたか測定→拡散能を反映
・レアギン活性のある抗体:Ⅰ型アレルギーを起こす抗体(つまりIgE,IgG4)
・IgG4→間質性肺炎、自己免疫性膵炎、ミクリッツ病
・中心性のう胞状気管支拡張→中枢の気管支拡張でのう胞に見える、ABPAの慢性化で起こる、通常の気管支拡張症は末梢性拡張、CTで鑑別する
・ベリリウム肺、サルコイドーシス→CD4、夏型過敏性肺臓炎→CD8
・薬剤性肺臓炎:小柴胡湯+インターフェロン、メトトレキセート、ビンクリストン、イマニチブ(イレッサ)、シクロスポリン、金製剤、Dペニシラミン
・両側性の顔面神経麻痺→サルコイドーシス、GBS
・膠原病による間質性肺炎→PN以外はほとんど起こる
・intrapulmonary sign:胸膜と病変の角度が鋭角
 extrapulmonary sign:胸膜と病変の角度が鈍角
・胸水中のADA活性上昇→ADAはリンパ球に多く含まれる、結核でリンパ球上昇、胸水中でリンパ球上昇なのは結核のみ、結核では胸水中コレステリン上昇
・がん細胞はミトコンドリアを止めて嫌気性代謝だけでATPを得る→酸素がなくてもしぶとく生きられる、グルコースを何十倍も取り込む→FDG-PETでがん集積
・Eaton-Lambert症候群:抗シナプトタダミン抗体、抗VGCC抗体→NMJの神経伝達物質放出を抑制
・分離肺換気:右肺切除の時、左肺だけ挿管して換気
・日本住血吸虫:経皮感染して肝臓に寄生
・宮崎肺吸虫、ウェステルマン肺吸虫:貝のスポロゾイド→アルカフィアがサワガニに入る→体内でメタセルカフィア→生で食べる→消化管、横隔膜を突き破って肺に入る→気胸→血胸

2011年5月14日土曜日

ACEIは乳癌再発のリスクを高める、βブロッカーは再発リスクを下げる。
胃容積を縮小する手術をすると、BCAA、チロシン、フェニルアラニンといったインスリン抵抗性を高めるアミノ酸が低下し、2型糖尿病が改善する。
・老人福祉法
都道府県、市町村は老人福祉計画を立案、老人介護福祉センターは相談助言
・介護保険
強制加入、保険者は市町村、被保険者は40才以上、ケアプランは本人またはケアマネージャーが作成、施設サービスは要介護のみ、要支援は介護サービス受けられない
・地域包括支援センター
介護保険法に基づき市町村に設置、高齢者への虐待防止、保健師、ケアマネージャー、社会福祉師が置かれる
・指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム):自宅での介護が難しい人
 介護老人保健施設:在宅を目指してリハビリ
 指定介護療養型医療施設:医療依存度が高い人
・第1号被保険者(65才以上)の介護保険料は3年に1度見直し
・障害者自立支援法
9割給付、給付で最も多いのは内部障害の人工透析、身体障害に温痛覚障害は含まれない
・身体障害者福祉法
身体障害児10万人、身体障害者348万人、肢体不自由が約半数、原因は疾病20%、事故10%、加齢5%
肢体不自由児施設は児童福祉法で規定
・知的障害
55万人、発達障害、高次脳機能障害
・身体障害者手帳
福祉事務所、1~6級
・国際生活機能分類(ICF):WHOによる障害の分類、機能障害、能力障害、社会的不利
・日常生活動作:独立生活に必要な基本動作、食物摂取、排泄、衣服の着脱、入浴、屋外歩行
・大動脈弓は、右肺動脈、左主気管支を乗り越える
・細気管支には、軟骨なし、線毛消えていく
・サーファクタントは26週以降産生されはじめ、32週で完成
・外肋間筋は外向き、内肋間筋は内向きに胸郭を動かす
・横隔膜は、中央が腱、辺縁が筋
・誤嚥性肺炎:
 ACEIでブラジキニン分解を抑制で咳反射おこす
 口腔ケアで予防
 起炎菌は、口腔内常在菌(大腸菌、嫌気性菌、クレブシエラ=肺炎桿菌、バクテロイデス)
・肺炎桿菌による誤嚥性肺炎は、酒飲みに多く、劇症化する
・タバコのベンゾピレンは肺癌おこす
・肺気腫:肺胞破壊→拡散表面積↓、呼気時に気道閉塞、肺拡大
・水泡音:吸気時に肺胞が広がると聞こえる
・気管支呼吸音は胸骨の上で聴取
・Kerley線:小葉間隔壁が水浸し、Aは肺門部、Bは辺縁、Cは中央のメッシュ
・吸気時にも撮る→気道異物、気胸
・coin lesion:肺癌、クリプトコッカス、肺過誤腫、肺動静脈瘻
・換気も血流も下肺野で多い、しかしV/Qは上肺野が多い(上肺野は無駄が多い)
・老化してもPaCO2は一定→pH,HCO3,BEは一定
・血清Ca値は、イオン化CaとAlb-Caの合計
・代謝性アルカローシスでは、イオン化Caが減少し、Alb-Caが増加する→血清Ca値は正常だが、テタニー
・肺塞栓では、血栓溶解療法はしない。血栓が大きいので効かない。ヘパリンで血栓の増大を防げば、体内の線溶系で溶かされる。
・AAからCOXによりPG、LOXによりLTができる。
・アスピリンはCOXを阻害→PG↓、LT↑(LTは気管支収縮作用)
・β2刺激→cAMP増加→気管支拡張
 テオフィリン→cAMP分解抑制→cAMP増加→気管支拡張
・マクロライド系
 エリスロマイシンは胃酸に弱いので静注で使う
 クラリスロマイシンは胃酸に強くしたもの、経口時はオメプラゾール(H2ブロッカー)併用で効果↑
 「まい子のクレジットカードは百日有効」(マイコプラズマ、クラミジア、レジオネラ、ジフテリア、カンピロバクター、百日咳)
・胸腔穿刺は副交換神経反射を防ぐため壁側胸膜を十分に麻酔、失神したときはアトロピン
・気管挿管するときは、輪状靭帯を押して食道は圧迫し、胃内容の逆流を防ぐ
・肺気腫の治療:抗コリン薬→ステロイド→肺切除
・肺気腫の呼吸訓練で自覚症状が改善、運動耐容能が増加、しかし血ガスは改善せず
・肺気腫は胸郭が大きくなってる→さらに大きくするのは無理→胸式呼吸よりも腹式呼吸を強化する
・気管支拡張症の体位ドレナージ:右肺の痰を出したいときは、左を下にタッピングしながら、吸引する
・黄ブ菌肺炎:伝染性膿痂疹→血行感染→肺胞炎→肺を溶かす→肺膿瘍→膿胸→治癒して空洞(pneumato cele)
・インフルエンザワクチン、ノイラミニダーゼ阻害薬は妊婦にも使える
・生ワクは妊婦には禁忌
・ニューモシスチスは肺胞壁にびっしりと貼りつく→初期から拡散障害でPaO2低下→とりあえず高濃度酸素投与
・喀痰のチールニールセン染色で陽性→患者にサージカルマスク、医者はN95マスク→PCRで結核菌か抗酸菌の鑑別→結核菌なら陰圧個室
・患者から出た直後は、飛沫(菌+水分)なのでサージカルマスクで捕らえられる
 医者が吸い込むときは、飛沫から水分が蒸発して、飛沫核になってるのでN95マスクでないと捕らえられない

2011年5月8日日曜日

・メタボ診断基準
男85cm、女90cm、内臓脂肪面積100c㎡以上が前提で、血圧130/85、TG150以上、HDL40以下、FBS110以上
・メタボ診査=特定健康診査、初回面接20分以上
・アルコール幻覚:幻聴
・喫煙率:男40%、女性13%
・男:欧米より多くてアジアより少ない
 女:欧米より少なくアジアより多い
・健康増進法:一次予防、地域ごとに計画、具体的数値目標、分煙、8020運動
・トータルヘルスプローモーション:労働者の健康維持、産業医が検診、問題があれば各担当者が指導
・出生109万人
・妊産婦死亡率3.1(出産10万対)、原因1位:弛緩出血、子宮破裂
・周産期死亡率4.5(出産1000対)、原因1位:胎盤、臍帯、卵膜
・早期新生児死亡率1.0、原因1位:先天奇形
 新生児死亡率1.3、原因1位:先天奇形
 乳児死亡率2.6、原因1位:不慮の事故、2位:呼吸循環障害、3位:SIDS
・死産:妊娠満12週以降の死児の出産
・人工死産14.5>自然死産11.7(出産1000対)
・健やか親子21:思春期の保険教育、出産の安全性
・母子保健法:
健康診査:妊産婦、乳児、幼児
妊娠届出、母子健康手帳の発行
低出生体重児2500g未満への訪問指導
小児慢性特定疾患への訪問指導
市町村は必要に応じ、母子健康センターを設置
・未熟児医療:2000g未満、1才未満
・自立支援医療:身体障害児、18才未満
・育児休業基本給付金:育児休業中に支給
 育児休業者職場復帰給付金:育児終了6ヶ月後に支給
 出産育児一時金:社会保険、35万円支給
・母体保護法
胎児適応なし、死児のときは指定医でなくてもよい、年間25万件、20才未満は年間3万件
・児童相談所
児童福祉法に基づき、都道府県、政令指定都市に設置、児童福祉施設ではない
・老人保健法
健康手帳、40才以上は基本健康診査(問診、身体測定、血尿、検尿、血液、血糖)
・ゴールドプラン21
活力ある高齢者像、高齢者の尊厳の確保と自立支援、支えあう地域社会、信頼ある介護サービス
・学校保健法
生徒、職員の健康増進
心電図は各1年生、胸部X線は高1年、検尿は各学年
・学校医:校長の求めにより救急処置、設置者の求めにより健康診断
・学校保険法
校長は出席停止、設置者は学校を休業させることができる
・学校伝染病の出席停止期間
インフルエンザ:解熱後2日まで
麻疹:解熱後3日まで
流行性耳下腺炎:耳下腺腫脹消失まで
水痘:発疹が痂皮化するまで
・保険所
地域保険法に基づき都道府県、政令指定都市に設置、所長は医師
・医師届出義務
異常死体:警察署長
麻薬:知事
1~4類感染症:直ちに保険所長
食中毒:直ちに保険所長
・診療録
医師法、保存期間5年間(検査記録は2年間)、修正液で消すことは避ける
・医師数:206人/10万
 看護士数:935人/10万
・平均入院日数:20日
・特定機能病院
医療法、高度の医療技術、救急医療を行う義務はない、大学病院、国立循環器病センター、国立がんセンター、府立成人病センターなど
・診療所開設
医師法規定、臨床研修終了医師であれば許可の必要はない
・医療圏
1次医療圏:かかりつけ医
2次医療圏:都道府県内で完結するように
3次医療圏:高度専門医療。特定機能病院、救命救急センター、母子医療センター
・医療計画
医療法、都道府県が作成、地域の医療資源の有効活用
医療費、医師数に関する規定はない
・医療法
診療所、病院の開設許可
医療計画の策定
医業の広告制限
・憲法第25条:全ての国民は健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する
・医療保険
保険料50%、公費35%、患者負担15%
被用者保険(社会保険):職域保険、59%を占める
地域保険:地域保険、41%を占める
退職者保険:65才~75才の退職者は国民保険と社会保険でまかなう
後期高齢者医療制度:75才以上、保険料は納入する、保険料10%、現役世代からの保険金40%、公費50%
・医療費:70才以上は1割、3才未満は2割負担
・公費医療
児童福祉法:小児慢性特定疾患
予防接種法:副反応
身体障害者福祉法:自立支援医療
生活保護法:医療扶助
母子保健:養育医療
精神医療、石綿
性ホルモンはgrowth spurtと骨端線閉鎖
Kleinfelterはgrowth spurtないが、骨端線閉鎖おきないので身長が伸び続ける
Turnerも同じになりそうだが、SHOX遺伝子(short stature homeobox)の異常を伴うので、高身長にならず低身長
右第1弓が見えないならS3
右第2弓が見えないならS5
右横隔膜が見えないならS8
"3+5=8"
S3,S5,S8はすべて前にある

大動脈弓が見えないならS3
下行大動脈が見えないなら上からS6,S10
S6,S10はすべて後ろにある

境界が見えない=シルエットサイン陽性
甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫、Cushingでは脂肪分解が進む。
ただし、甲状腺機能亢進症では胆汁産生も盛んになるので、低脂血症、他は高脂血症。