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2011年5月25日水曜日

・HOCMでは収縮期の途中でASH(非対称性心室中隔肥厚)により狭窄→ASHとA弁の間の空虚空間が陰圧→A弁、M弁が空虚空間に引き寄せられる→M弁の収縮期異常前方運動(SAM)、A弁の収縮中期半閉鎖
・HOCMでは収縮期の途中でASHにより狭窄→収縮途中で脈圧低下→二峰性の頸動脈波形
・代償性休止を伴ったPVC→収縮時間↑→血圧↑が正常。HOCMでは収縮力↑→狭窄↑→血圧↓(Brockenbrough現象)
・自由壁の下方向への拡張>中隔の上方向への拡張→T波陽性が正常。HOCMでは中隔の上方向への拡張>自由壁の下方向への拡張→陰性T波
・脈拍数は15秒間測定し、4倍する。
・老人では脈消失が早く聞こえる→拡張期血圧を高めにとってしまう→触診法を併用する
・30才以前のⅢ音は正常、40才以降のⅣ音も正常
・Ⅲ音→拡張早期に心房から心室に圧較差により流入し、流入血液が心室壁を叩く音
 Ⅳ音→拡張期の最後に心房が収縮し、心室に残り20%の血液を押しこみ、流入血液が心室壁を叩く音。afで消失。
・LAの圧曲線:拡張末期にLAが収縮しa波(a=atrium)→M弁が閉じるとLA内の血液が押されてc波(c=close)→LVが収縮するとLAが少し広がって収縮期に陰圧x波→拡張期にM弁が開くとLA内の血液が外に引っ張られてv波(v=vending)
・MSではQⅠ時間延長、ⅡOS時間短縮
・A弁の閉まる力→Aoの弾性収縮力
 ∴ASでは拍出量↓→Ao広がらず→弾性収縮力↓→A弁の閉じる力も弱い→Ⅱ音低下
・Ⅱ音病的分裂:吸気も呼気も幅広く分裂
 ⅡPが遅れる:RBBB、PS、肺血流↑
 ⅡAが早くなる:WPWtypeA(Kent束がLALV間にかかりLV収縮が早くなる)
・Ⅱ音奇異性分裂:ⅡP→ⅡA
 ⅡAが遅れる:LBBB、AS、WPWtypeB
・Ⅱ音固定性分裂:ASD、ECD
 機序:吸気時に肺血流増加でⅡPが遅れるが、静脈還流増加でRA圧上昇→シャント量低下→LA血流増加→拍出量増加→ⅡA遅れる
・聴診器の膜は低周波をカットするため∴低調音の拡張期ランブル(MS)とⅢ音はベル型で聞く
・胸部誘導:V1,V2は第4肋間、V4,5,6は第5肋間、V3はV2とV4の中間、V4は鎖骨中線上、V5は前腋窩線上、V6は腋窩線、赤黄緑茶黒紫(関口君)
・肢誘導:秋吉久美子→赤(右手)、黄(左手)、黒(右足)、緑(左足)

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