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2017年2月10日金曜日

褥瘡について③

☆なぜ褥瘡ができたのか
・基礎疾患
・栄養状態
・拘縮、骨突出
☆対策
①全身
・急性期の疾患あれば治療
・体圧分散、ポジショニング
・栄養、ビタミン、微量元素
②局所→予後不良な場合は処置の頻度は下げることも必要
・湿潤治療
・消毒は最小限、微温湯で十分に洗う
・滲出物はできるだけ除去
吸水力
弱い:オプサイト
中間:デュオアクティブ、デュオアクティブET
強い:アルギネート、モイスキンパッド
・発赤、腫脹、熱感、疼痛は抗生剤の全身投与(表面にゲンタシン軟膏塗布しても無効、感染巣は奥にあるため抗生剤の全身投与が必要)
・ポケットあれば覆っている皮膚を除去する
肉芽ができてくれば、フィブラストスプレーなどを散布すると線維芽細胞が増殖する
・軟膏
抗菌剤:イソジンシュガー、ゲーベンクリーム、カデックス(創感染を予防するが肉芽形成を抑制、生食ガーゼを貼るのも良いが固定が難しい)
肉芽形成や表皮形成を促進:プロスタンディン、ソフレット、フィブラートスプレー
炎症改善:アズノール軟膏
・下肢(多くは足趾)の壊死性病変:ミイラ作戦、基本は病巣を乾燥させる、消毒は不要で、足浴は定期的に行う、痛みに対してはオピオイドが必要になることも

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