まぎらわしい薬
・ブロモクリプチン ドパミン作動薬→パーキンソン、下垂体腺腫のGH,PRL抑制
・スピロノラクトン アルドステロンポンプ抑制
・フロセミド、エタクリン酸 ループ利尿薬、上行脚のNaClポンプ抑制、RAA/血糖/尿酸/Ca排泄↑(=Batter)
・サイアザイド 遠位尿細管初区域のNaClポンプ抑制、RAA/血糖/尿酸/Mg排泄↑、Ca排泄↓(=Gittelman⇔Liddle)、日光過敏と催奇形性あり
・カプトプリル、エナラプリル ACEI
・ロサルタン ARB(アンギオテンシン2受容体拮抗薬)
・プロピオチルウラシル 抗甲状腺薬、胎盤通過性少ない
・メチマゾール 抗甲状腺薬、無顆粒球症少ない
・プラゾシン α1ブロッカー、高血圧、レイノー、前立腺肥大
・プロプラノロール βブロッカー
・アテノロール、メトプロロール β1ブロッカー、喘息患者の高血圧
・イソプロテレノール β刺激薬(イソ=急がせる)
・サルブタモール、テルブタリン β2刺激薬→喘息(心臓作用なし)
・ラベタロール αβブロッカー
・ジソピラミド、プロカインアミド Ⅰa群抗不整脈薬、上室性
・リドカイン、メキシレチン Ⅰb群抗不整脈薬、心室性
・アミオダロン Ⅲ群抗不整脈薬、Kチャネルブロッカー、副作用は間質性肺炎
・ベラパミル、ジルチアゼム Ⅳ群抗不整脈薬、Caブロッカー
・クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン H1ブロッカー
・シメチジン、ファモチジン H2ブロッカー
・オメプラゾール PPI
・メトクロプラミド 消化管運動改善、制吐剤、D2拮抗、5HT3拮抗
・クロモグリク酸 肥満細胞の脱顆粒を抑制
・ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、デキサメタゾン ステロイド活性は1,4,25、デキサには鉱質作用なし
・ペニシリン系→ペニシリンG(G+のみ)、アンピシリン(G-にもOK)
・セフェム系→セファゾリン(G+のみ)、セフォチアム(G-にも)、セフォタキシム(緑膿菌にも)
・テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン
・マクロライド系→エリスロマイシン(old,DPBにも)、クラリスロマイシン(new)
・アミノ配糖体系→ストマイ、カナマイ、ゲンマイ(ゲンタマイシン)、内耳障害、腎障害、神経筋接合部の障害
・ノルフロキサシン NQ、小児用、クラミジア、マイコプラズマ、レジオネラ
・サルファメトキサゾール+トリメトプリム ST合剤、カリニ肺炎
・アンホテリンシンB 抗真菌薬、副作用は腎障害、低K、発熱
・ポリミキシンB エンドトキシン吸着療法に使う
・フルシトシン 5-FC、クリプトコッカス髄膜炎
・ミカファンギン βDグルカン合成阻害、クリプトコッカスには無効
・アシクロビル HSV,VZV
・ガンシクロビル CMV
・リラグルチド インクレチンアナログ(GLP-1アナログ)
・シタグリプチン 高血糖時だけインスリン分泌促進するインクレチンの分解を阻害
・スルフォニルウレア→トルブタマイド、グリベンクラミド、グリグラジド インスリン分泌促進
・ナテグリニド フェニルアラニン製剤、速効性のSU剤
・ビグアナイド→メトホルミン、ブホルミン TCA回路、糖新生抑制
・ピオグリタゾン チアゾリジン系、インスリン抵抗性改善薬(ブドウ糖取り込み促進で肥満)
・クロフィブラート、ニコチン酸 TG下げる
・プラバスタチン、シンバスタチン HMG-CoA還元酵素阻害薬、Chol下げる
・コレスチラミン、プロブコール Chol下げる
・アロプリノール 尿酸産生抑制
・プロベネシド 尿酸排泄促進
・トリヘキシフェニジル 中枢性抗コリン薬
・ドネペジル 中枢性コリンエステラーゼ阻害薬→アルツハイマー初期
・ネオスチグミン 末梢性コリンエステラーゼ阻害薬→緑内障、術後麻痺性イレウス、重症筋無力症、ベクロニウム拮抗
・スキサメトニウム(サクシニルコリン) 脱分極性筋弛緩薬、作用時間短い
・ベクロニウム、パンクロニウム 非脱分極性筋弛緩薬、作用時間長い、ネオスチグミンが拮抗
・ダントロレン 筋小胞体からのCa放出阻害、末梢性筋弛緩薬、悪性症候群(D2B、Lドパ中断→発熱、筋破壊)、悪性高熱症(全麻→発熱、筋破壊)
・フェニトイン、フェノバルビタール 大発作
・カルバマゼピン 部分発作(側頭葉てんかん)、三叉神経痛
・エトスクシミド 欠神発作
・エンテカビル HBVの慢性肝炎、肝硬変
・リバビリン HCVの慢性肝炎、肝硬変(PEGインターフェロンと併用、遺伝子型1bには不良)
・ウルソデオキシコール酸 胆汁酸製剤、利胆薬→15mmまでのコレステロール胆石、PBC(PBCは自己免疫だがステロイド無効)
・ピロカルピン 縮瞳薬→緑内障
・アトロピン 散瞳薬→ぶどう膜炎、徐脈性不整脈
・トロピカミド 散瞳薬→眼底検査(短時間作用型)
・エドロフォニウム(テンシロン) 散瞳薬→重症筋無力症の診断(超短時間作用型)
・オキシトシン 陣痛促進剤、PG併用は禁忌、子宮開大後に使う
・PGF2α,PGE2 陣痛促進剤、頚管熟化作用→子宮開大前、治療的流産に使う
・エルゴタミン 麦角アルカロイド→胎盤娩出後の子宮収縮促進(陣痛促進目的には禁忌)、片頭痛発作(妊娠中は禁忌)
・塩酸リトドリン 陣痛抑制剤(トド=とどめる)
・クロルプロマジン、ハリペリドール、リスペリドン、オランザピン D2ブロッカー(抗妄想、抗幻覚)
・ジアゼパム、ニトラゼパム GABAa作動薬(抗不安、鎮静、抗けいれん)→常用量依存で不安、不眠、けいれん
・イミプラミン、アミトリプチリン モノアミン再取り込み阻害薬(三環系抗うつ薬)→抗コリン作用とQT延長
・パロキセチン(プロザック)、フルボキサミン SSRI
・炭酸リチウム 抗躁薬、血中濃度測定が必要
・メチルフェニデート 精神活性剤→ADHD、ナルコレプシー
・イマニチブ チロシンキナーゼ阻害薬→CML,GIST
・リツキシマブ CD20陽性B細胞性NHL
・トラスツズマブ(ハーセプチン) HER2陽性乳癌(Her=彼女=乳癌)
・ゲフィニチブ(イレッサ) EGFRが変異した、非喫煙、非小細胞癌、日本人女性
・インフリキシマブ 抗TNFα抗体、RA、クローン、ベーチェット
・ラニビズマブ 抗VGEF抗体→加齢黄斑変性
・クロミフェン 視床下部E受容体ブロッカー→第1度無月経、PCOSの排卵誘発
・タモキシフェン E受容体ブロッカー→中等度乳癌(E受容体陽性例)
・ラロキシフェン 骨E受容体刺激薬→骨粗鬆症
・ビスフォスフォネート 破骨細胞抑制→骨粗鬆症
・シクロホスファミド アルキル化でDNA架橋、様々な癌、副作用は出血性膀胱炎と2次発癌
・メルファラン アルキル化でDNA架橋、MM、副作用は2次発癌
・シスプラチン プラチナがDNA架橋、精巣/卵巣/膀胱の癌、副作用は内耳障害、腎障害、悪心嘔吐→大量輸液でwash outしながら使う
・ブレオマイシン Fe2+→Fe3+によりフリーラジカル発生させDNA切断、扁平上皮癌、ホジキン病、副作用は肺線維症
・ドキソルビシン(アドリアマイシン)、ダウノルビシン(ダウノマイシン) DNA/RNAポリメラーゼ阻害でDNA切断、アントラサイクリン系抗生物質、副作用は心毒性
・アクチノマイシンD DNA/RNAポリメラーゼ阻害でDNA切断、腎癌、Wilms腫瘍
・メトトレキセート 葉酸代謝拮抗でDNA合成障害、骨肉腫、副作用は間質性肺炎
・5-FU(5フルオロウラシル) ピリミジン代謝拮抗でDNA合成障害、肺癌、消化器癌
・6-MP(6メルカプトプリン) プリン代謝拮抗でDNA合成障害、AML
・ビンクリスチン(オンコビン) 微小管阻害、ALL、NHL、神経芽細胞腫、副作用は末梢神経障害、イレウス、SIADH
・パクリタキセル、ドキセタキセル 微小管阻害、肺癌、乳癌
0 件のコメント:
コメントを投稿