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2011年6月16日木曜日

・眼窩を構成する骨:頬骨、前頭骨、口蓋骨、上顎骨、蝶形骨、涙骨、篩骨→「今日、前工場長が涙した。」
・中脳障害:後ろから、Parinaud、Benedikt、Weber
 Parinaud:上丘が×→上方注視麻痺
 Benedikt:赤核、赤核を通過する動眼神経、内側毛帯が×→同側Ⅲ麻痺、対側Ⅴ麻痺、対側振戦/舞踏病
 Weber:皮質脊髄路、そばを通る動眼神経が×→同側Ⅲ麻痺、対側片麻痺
・眼瞼下垂は次に瞳孔を見よ→散大ならⅢ麻痺、縮瞳ならHorner、正常ならMGか加齢
・橋の障害:MillardGubler:同側Ⅶ麻痺、対側片麻痺
・Bell麻痺→HSVが原因、表情筋支配顔面神経麻痺
・RamsayHunt症候群→VZVが原因、膝神経節炎~顔面麻痺、味覚障害、難聴
・MLF症候群:右外方視は、脳からPPRFに指令→MLF→右Ⅵ(橋)と左Ⅲ(中脳)の共同作業。ⅥとⅢを共同させるのがPPRF、つなぐ経路がMLF。障害すると、内転障害、眼振、複視。
・V1は上眼窩裂、V2は正円孔、V3は卵円孔を通る
・下顎を内側へ引っ張るのが翼突口蓋筋、V3支配→V3麻痺で下顎が患側偏位
・迷走神経麻痺:麻痺側の口蓋弓が上がらない→健側が引っ張る→口蓋垂や咽頭壁が健側へ引っ張られる
・大脳皮質は6層、小脳皮質は3層
・上小脳脚:赤核、視床VL核へ出力、中小脳脚:橋からの入力、下小脳脚:延髄オリーブ核、脊髄からの入力
・前索:温痛覚、側索:錐体路、後索:深部覚
・前角:下位MN核、側核:自律神経核、後角:温痛覚N核
・側脳室×2→Monro孔→第3脳室→中脳水道→第4脳室→Luschka孔(外側2つ)、Magendie孔(正中1つ)→クモ膜下腔→クモ膜顆粒→静脈洞
・髄液:量150ml、産生500ml/日、圧75-150mmH2O
・乳頭L4、剣状突起L6、臍L10、鼠径部L1
・Willis動脈輪に中大脳動脈(MCA)は含まれない。ICAはMCAとACAに分岐、BAは2本のPCAに分岐。
・海綿静脈洞付近を通過する神経:Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ、V1,2
・膠細胞:星状膠細胞→BBB,グリオーシス、乏突起膠細胞→中枢神経の髄鞘、小膠細胞→免疫
・外肛門括約筋、外尿道括約筋は随意の横紋筋、陰部神経支配
・舞踏病→尾状核、アテトーゼ→レンズ核、バリスムス→視床下核、ジストニー→被核
・汗腺は交感神経支配だが、節後線維はAch
・ホルネル→眼球陥凹を忘れるな。眼瞼下垂、縮瞳、同側顔面発汗低下→Wallenberg,Pancoast,頚髄空洞症
・脳死判定除外:12週未満、虐待児、直腸温32度以下、収縮期血圧90未満、中毒、内分泌異常
・構語障害:発語に関係する神経、筋の異常
 失語:言語中枢の障害
・劣位半球症状(右MCAの梗塞)→着衣失行、半側空間無視、病態失認、身体失認
・高次脳機能障害:失語、失行、記憶障害、注意障害、遂行障害、自発性低下、社会行動障害、人格障害、感情障害。MRIで異常ないこともある。
・前頭葉機能障害の検査→WCST(ウィスコンシンカードソーティングテスト)
・WernickeMannの姿勢:上肢は内転屈曲、下肢は伸展、痙性片麻痺
・筋萎縮:神経原性なのに近位筋障害はKennedyAlterSung,KugelbergWelander,WerdnigHoffmann、筋原性なのに遠位筋障害は筋緊張性ジストロフィ
・振戦→屈筋と伸筋が交互に収縮、Parkinsonは4-8Hz、本態性振戦は10-12Hz
・ミオクローヌス:ミトコンドリア脳筋症、CJD、SSPE
・クローヌス:錐体路徴候の1つ、足クローヌス、膝クローヌス
・視床手→対側、クロウハンドのような
・上腕二頭筋反射はC5,6、上腕三頭筋反射はC7,8、大腿四頭筋反射(膝蓋腱反射)はL2-4、アキレス腱反射はS1
・錐体路徴候
手→Hoffmann,Tromner,Wartenberg
足→Babinski,Chaddock,Oppenheim,Gordon
・小脳は視覚、平衡覚、深部覚の情報を受けて、筋緊張や運動の微調整→深部覚障害で視覚を遮断すると小脳失調がひどくなる→Romberg陽性
もともと小脳が障害されていると、視覚遮断しても、小脳失調はひどいままで変化なし→Romberg陰性
・交感神経の試験→チルトアップテスト(ベッドを上げて脈拍、血圧の変化をみる)、シェロングテスト(起立で脈拍20以上増加、収縮期血圧20以上低下)
・脳圧亢進の治療→グリセロール、マンニトール、ステロイド
・α波:安静時閉眼10Hz(後頭葉優位)、θ波:5Hz、δ波:2.5Hz、β波:15Hz
・nonREM(深睡眠)は睡眠初期に多い、REM(浅睡眠)は睡眠後期に多い→起床の準備
・髄液検査:禁忌は頭蓋内圧亢進、穿刺部の感染。発熱、脳炎、髄膜炎は禁忌ではない!
・アーノルドキアリ奇形:繋留脊髄→大後頭孔ヘルニア→水頭症、小脳失調、錐体路症状。成人では脊髄空洞症、小児では脊髄髄膜瘤を合併
・特発性正常圧水頭症:原因不明の正常圧水頭症。認知症、歩行障害、尿失禁。脳室腹腔シャントでよくなる。
・脳梗塞の超急性期はCTよりもMRI(特にDWI)、3h以降にCTでもearlyCTsignとしてlowになることがある。
・脳梗塞に対するtPA静注は発症3時間以内→出血性梗塞に注意
・脳出血は大血管からの1次分枝が圧に耐えきれなくなって破綻する
被殻→MCAの枝のレンズ核線条体動脈、病側を向く共同偏視
視床→PCAの枝の視床穿通動脈、鼻先凝視
・PRLS:可逆性後頭葉白質脳症、可逆性の白質浮腫、視覚異常、原因は高血圧性脳症、子癇、免疫抑制剤、抗ガン剤(5-FU)
・テルソン症候群:SAHによる硝子体出血、網膜前出血
・Huntの分類:Grade1,2は意識障害はなく手術good risk
・SAHの合併症:24時間以内→再破裂、急性水頭症、4日~14日→脳血管れん縮(7割に見られる、症状出現は3割)、慢性期→正常圧水頭症NPH
・多発性硬化症:中枢神経の脱髄。15~50才。MLF症候群は特異的
・Devic病:脊髄と視神経に起こるMS。抗アクアポリン4抗体が陽性。
・ADEM:1回だけ起こるMS
・ALD:副腎と中枢神経のβ酸化の障害~脱髄
・ウィルス性髄膜炎→夏はエンテロ(エコー、コクサッキー)、冬はムンプス
・髄膜炎の合併症→第6,7,8神経の障害、NPH、硬膜下水腫、下垂体前葉機能低下、WF、HHE(インフルエンザ桿菌で痙攣後に片麻痺やてんかん残す、急性小児片麻痺→予防にHibワクチン)
・脳炎→脳実質の炎症、神経細胞の炎症、ヘルペス脳炎,神経梅毒,SSPE,CJD,PML,HAM
・ヘルペス脳炎→皮膚粘膜ヘルペスの合併は少ない(10%)、出血で髄液中に赤血球、治療はアシクロビル、重症例にはビダラビン(Ara-C)
・神経梅毒:Argyll-Robertson瞳孔(対光反射正常、輻輳反射異常)、進行麻痺は認知症や人格崩壊、脊髄ろうは後索、末梢神経障害
・SSPE:髄液中に麻疹抗体価上昇(血中抗体価は正常人でも高い∵ワクチン)
・CJD:髄液中に14-3-3蛋白陽性
・PML:進行性多巣性白質脳症、細胞性免疫不全でJCウィルス増殖、炎症所見はない
・HAM:HTLV1、ATLを発症してなくても起こることあり、CD4陽性クローバー状核T細胞
・アポE蛋白のε4陽性例ではアルツハイマーになりやすい(日本人の20%)
・Lewy小体型認知症:パーキンソン症状、幻視
・パーキンソン病の重症度分類→ヤーの分類(姿勢反射障害はGradeⅢ、寝たきりはGradeⅤ)
・バーキンソン病で脳深部刺激療法DBS(視床Vim核、淡蒼球、視床下核)
・PSP:認知症、核上性外眼筋麻痺(下方注視麻痺)、錐体路症状、頚部のジストニー様硬直
・ウェルニッケ脳症ではB1欠乏による赤血球トランスケトラーゼ活性の低下
・ALSでは褥瘡、外眼筋麻痺はない
・球脊髄性筋萎縮症(Kennedy-Alter-Sung):XR、アンドロゲン受容体異常、成人発症、神経原性なのに近位筋優位、CK上昇
・CMT:AD,下肢から始まる運動優位の末梢神経障害
・DMは深部感覚と自律神経、アミロイドは表在感覚と自律神経、ポルフィリンは運動神経優位のポリニューロパチー
・砒素:皮膚色沈、皮膚癌、運動感覚の多発末梢神経障害
・鉛:下垂手、鉛脳症、鉛疝痛、小球性貧血
・有機水銀:感覚優位の多発末梢神経障害、求心性視野狭窄、小脳失調、感音性難聴
・筋緊張性ジストロフィー:IgGの異化亢進→IgG,IgMの低下
・ミトコンドリア脳筋症:CPEO(KernsSayre:外眼筋麻痺、AVブロック),MELAS,MERRF
・瞳孔括約筋、毛様体筋(Muller筋)、眼瞼挙筋→動眼神経
 瞳孔散大筋、毛様体筋(Brucke筋)、眼瞼板筋→交感神経
・横隔膜は随意筋(横紋筋)、しかし睡眠中は呼吸中枢支配の不随意筋
・肛門と直腸の外科的境界→肛門直腸筋付着部(収縮すると直腸を狭めて排便を抑制)
・第12神経、呼吸中枢、内側毛帯は延髄内側→Wallenbergで障害されない
・触覚→温痛覚と一緒に上がる経路、深部覚と一緒に上がる経路がある
・母指C6(親指と小指でOKサイン)、乳頭T4、剣状突起T6、臍T10(4+6=10)、肛門S5
・側頭骨横骨折はⅦ、Ⅷの麻痺が多い、縦骨折は伝音性難聴が多い
・頸髄損傷直後は腱反射消失、弛緩性麻痺、尿閉(膀胱カテ留置)、発汗消失、1週間して次第に腱反射亢進、痙性麻痺
・もやもや病は過呼吸でre-buildup(過呼吸→徐波化→正常化→再徐波化)
・ニューロパチーは全て髄液タンパク細胞解離に成り得る。
・けいれん重責にはジアゼパム2mlを20分かけて入れる。one shotで入れると呼吸停止
・外傷性SAH→小さい血管の破綻と直後の止血→手術のしようがない(∵4vesselしても異常ない)
・SAH症状だがCTで明らかでないときに髄液穿刺する→SAHなら血管造影で4vessel studyで動脈瘤部位確認
・MSの再発予防はインターフェロン(ステロイドではない)
・髄膜炎の起炎菌:カズ、信用大、入る幼児がいっぱい、代表外せ
新生児:B群溶連菌、大腸菌
乳幼児:インフルエンザ桿菌、肺炎球菌
成人:肺炎球菌、髄膜炎菌
・脊髄腫瘍:外ではメタメタH、玄関で塩を撒く、内で正常位
硬膜外:転移性、造影でH状
硬膜内髄外:Schwannoma、髄膜腫
髄内:星状膠細胞、上衣腫
・舌
前3分の2→味覚は鼓索神経、体性感覚は三叉神経V3
後3分の1→味覚も体性感覚も舌咽神経
・脳血管攣縮は動脈瘤によるSAHのときのみ。AVMによるSAHでは見られない。
・髄膜炎、脳炎ではDIではなくSIADHが起きる
・脛骨神経は前から後ろにある腓腹筋を支配→障害でつま先立ち障害
 腓骨神経は後ろから前にある前脛骨筋を支配→障害で足底の背屈ができない
・松果体部腫瘍→生検できない→放射線あてて小さくなったら胚芽腫。、ならないなら奇形腫(手術でとる)

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