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2011年3月22日火曜日

☆心肺蘇生法の用語
・心停止:心臓の循環機能が停止した状態、4つある→心室細動、無脈性心室頻拍、無脈性電気活動、心静止
・心肺蘇生(CPR)=胸骨圧迫+人工呼吸
・一次救命処置(BLS=basic life support)
その場に居合わせた人による心肺蘇生、AED、気道異物除去
・救命の連鎖chain of survival
通報、心肺蘇生、除細動、二次救命処置の4つを迅速を行うことで救命率が上がる
・二次救命処置(ALS=advanced life support)
医療機関で行う救命処置。心肺蘇生、電気的除細動、気管挿管、静脈路確保と薬剤投与、原因検索

☆気道確保
・頭部後屈顎先挙上法→簡単だが、頚椎損傷あるときは禁忌
・下顎挙上法→下顎を上に持ち上げて下歯列が上歯列の上にくるようにする。訓練が必要。頚椎損傷があるとき。
・気管挿管:喉頭鏡で喉頭展開→気管チューブ挿入→カフ膨らませて固定→聴診、食道挿管検知器、呼気二酸化炭素検知器で正しく挿管された確認
・ラリンゲアルマスク:気管挿管の代替え。喉頭にマスクをする。喉頭展開が必要ない、声門を通過しないので低侵襲
・輪状甲状靭帯切開:重要な血管から離れているので、緊急時の外科的気道確保。上気道閉塞、喉頭浮腫などに行う。
・気管切開:安定した外科的気道確保
・気道異物:腹部突き上げ法、肥満者、妊婦、乳児には胸骨突き上げ法

☆人工呼吸
・顔を患者の口に近づけて、頬で息を感じ、耳で息の音を聞く
・心停止ではあえぎ呼吸があるが、呼吸停止とする
・小児、乳児は1分10回未満の呼吸数なら呼吸停止とみなす
・息の吹き込みは1回1秒、1分10回
・胸が上がるのが見て分かる程度
・口対口人工呼吸、フェイスシールド、ポケットマスク、バッグバルブマスク
・心肺蘇生中なら「2回人工呼吸→30回胸骨圧迫」の繰り返し(同期)
・気管挿管されてる場合は同期しなくてもよい→胸腔内圧↑→静脈還流↓→心拍出量↓に注意

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