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2011年3月12日土曜日

国試ポイント 呼吸器

・気管分岐はT4、T4までが上縦隔
・Kartagener ダイニン椀の欠損、気管支拡張、副鼻腔炎、内蔵逆位、不妊
・AaDO2 正常20以下、拡散障害で上昇
・PaO2 60mmHg=SpO2 90%、これ以下を呼吸不全
・PaO2↓のとき、酸素療法
PaCO2↑があれば、気道確保、人工換気
・副鼻腔炎を伴う呼吸器疾患→Wegener、DPB、Kartagener、アスピリン喘息
・胸腔穿刺 排気→鎖骨中線上第2,3肋間
排液→中腋窩線上第5,6肋間
・穿刺は肋骨上縁、肋間麻酔は肋骨下縁
・気管支拡張薬:吸入抗コリン薬、β2刺激薬、テオフィリン、アミノフィリン
・慢性呼吸器疾患の急性増悪→インフルエンザ桿菌、肺炎球菌、菌交代で緑膿菌
・LAM(肺リンパ脈管筋腫症)
月経時の再発性気胸、結節性硬化症、腎血管筋脂肪腫、子宮筋腫合併、リンパ管閉鎖で乳び胸
・DPB
IgA↑、寒冷凝集素反応(DPB、マイコプラズマ、CAD)、副鼻腔炎、治療はエリスロマイシン、クラリスロマイシン(マクロライド系)で免疫コントロール
・特発性間質性肺炎 KL6、SPD上昇
・膠原病に伴う間質性肺炎 PSS、PMDM、RA(SLEでは稀)
・SAS 10秒以上の無呼吸が一晩に30回以上、nonREMでも+、アプノモニターでスクリーニング、ポリソムノグラフで確診
・肺炎
・肺化膿症 溶かす力が強いもの→黄ブ菌、嫌気性菌、クレブシエラ(肺炎桿菌)
・間質性肺炎 小さいもの→マイコプラズマ、クラミジア、カリニ、ウィルス
・大葉性肺炎 肺炎球菌、クレブシエラ(肺炎桿菌)
・マイコプラズマは細胞壁がないのでβラクタム無効
・肺炎球菌 鉄さび色喀痰、乳幼児期の摘脾後は重症化
・黄ブ菌 乳児と糖尿病
・レジオネラ 肝障害と神経障害伴う、エリスロマイシン
・肺結核 2日以内に保健所届け出、治療はINH、REP、EB、PZA、副作用→INH→Neuropathy末梢性神経障害、EB→Eye球後性視神経炎、結核性胸膜炎では滲出性、胸水中ADA活性↑、粟粒結核ではWBC↑
・非定型抗酸菌 薄壁空洞、気管支拡張、皮膚病変
・アスペルギルス 浸潤性肺アスペルギルス症(PIEの1つ)、菌球症(アムホテリシンBの空洞内投与)、ABPA(アレルギー性肺気管支アスペルギルス症、Ⅰ/Ⅲ型→ステロイド)
・風邪 乳児はRSウィルス、小児はアデノウィルス、成人はライノウィルス
・SARS コロナウィルス、ARDSおこすのでPEEPかける
・急性喉頭蓋炎 上気道なので吸気性呼吸困難、風邪に続発
・クループ 声帯の炎症、吸気性喘鳴、犬吠様咳嗽、嗄声、エピネフリン吸入
・喘息 縦隔気腫、皮下気腫、気胸おこすことあり
急性期 輸液、酸素、気管支拡張薬→重症は気道確保、ステロイド静注
慢性期 ステロイド吸入
・アスピリン喘息 NSAID→PGI↓→喘息∴IgE正常、鼻茸
・ABPA Ⅰ>Ⅲ、移動性肺野浸潤影(PIEの1つ)、好酸球↑
・過敏性肺臓炎 Ⅲ>Ⅳ、夏はtricosporon cutaneum、BALFでCD8>CD4、Ⅲなので沈降抗体+
・ サルコイドーシス Ⅳ、BHL→間質性肺炎、ぶどう膜炎、結節性紅斑、尿崩症、AVBlock、顔面神経麻痺、治療は臓器病変あればステロイド、BALFでCD4>CD8、ACE↑、Ca↑、ツ反陰転化
・Wegener c-ANCA(PR3-ANCA)、壊疽性副鼻腔炎、RPGN、FGS、空洞形成性肺炎
・Goodpasture Ⅱ、肺胞内出血、RPGN
・珪肺 上肺野、リンパ節卵殻状石灰化、結核合併
・石綿肺 下肺野、胸水中ヒアルロン酸↑/アスベスト小体、10年くらいして肺癌、胸膜中皮腫
・肺癌
・腺癌が最多
・Pancoast腫瘍→肺尖部肺癌で腕神経叢麻痺やホルネル症候群
・SVC症候群→小細胞癌でSVC圧迫~奇静脈へ
・ホルモン産生→小細胞癌はSIADH、ACTH、扁平上皮癌はPTHrP
・反回神経麻痺→大動脈リンパ節転移
・EatonLambert症候群→小細胞癌産生のVGCC抗体がNMJ破壊
・マーカー→扁平上皮癌SCC、CYFRA、小細胞癌NSE、喫煙でCEA上昇
・前縦隔腫瘍はTTT→胸腺腫、奇形腫、甲状腺腫
胸腺腫は重症筋無力症、赤芽球癆を合併することあり、奇形腫は石灰化あり
・肺塞栓 WackerのTrias(LDH・ビリルビン上昇・GOT正常)、FDP↑、Dダイマー、肺血流シンチ(99m-Tc MAA)で欠損、換気シンチで正常
・肺動静脈瘻 チアノーゼ、ばち指、多血症、脳膿瘍、喀血、吸気で増強する連続性雑音、息こらえ(Valsalva手技)で縮小するcoin lesion
・OslerRenduWeber病 AD、鼻出血、消化管出血、肺動静脈瘻
・胸水とその上のSkoda鼓音帯の境界はEllisDamoiseau曲線
・肺分画症 栄養血管はAo由来の気管支動脈、肺との交通があれば感染、血痰
・肺胞蛋白症 抗GM-CSF抗体、治療はGM-CSF
・ブラ 肺胞の中の嚢胞
ブレブ 肺胞の外の嚢胞→気胸を起こしやすい

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