☆胸骨圧迫
・撓骨動脈が触れない→ショック(80mmHg以下)
総頸動脈が触れない→心停止(60mmHg以下)
・胸骨圧迫の原理:胸腔内圧の変化によるポンプ作用、正常の3分の1の心拍出量
・開胸心マッサージ→左第4肋間を開胸して、心臓を背面から胸骨に押しつける
・意識なし、呼吸停止、総頚動脈触れない→人工呼吸2回(2秒)→胸骨圧迫30回(100回/分)
・圧迫位置→両方の乳頭を結んだ線の中央(胸骨剣状突起)に手根部を当てる
・手根部が圧迫位置から離れないように圧迫
・成人は5cm、小児以下は胸の厚みの3分の1まで圧迫
・乳児は指2本で圧迫
・気管挿管時は胸骨圧迫と人工呼吸は非同期で行う
・開胸胸骨圧迫の適応→穿通性胸部外傷、既に開胸済み、低体温でお湯を胸腔内注入のついでに、胸腔内出血、重症肺塞栓、脊椎変形、胸郭変形
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