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2011年3月23日水曜日

二次救命処置に使う薬
電気的除細動が無効な心静止、無脈性電気活動に使う(Vf,無脈性VTには電気的除細動)
・エピネフリン:α作用で冠血流↑、β作用で心拍再開、1mgを3分ごとに静注
・バソプレシン:V1作用で冠血流↑→心拍再開、エピネフリンの代替え、40単位を静注、半減期10分
・アトロピン:副交感遮断→心拍再開、エピネフリンの後に使う、1mgを3分ごとに、半減期4時間
・リドカイン:ボウガン分類Ⅰb群、電気除細動が無効なVf、1mg/kg静注、半減期10分
・アミオダロン:ボウガン分類Ⅲ類、電気除細動が無効なVf、リドカインより有効しかし肺繊維症の副作用300mg静注、半減期は数週間
・ニフェカラント:ボウガン分類Ⅲ類、電気除細動が無効なVf、リドカインより有効、0.15mg/kg静注、半減期2時間
・重炭酸ナトリウム:H+HCO3→H2O+CO2を右へ移動させる、換気障害があるときはCO2が蓄積しアシドーシスが悪化するのでめったに使わない、適応は代謝性アシドーシス、高K血症、三環系抗うつ薬過剰投与

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