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2011年3月26日土曜日

・疼痛刺激は物理因子がメイン、化学因子がそれを修飾する
・物理因子=圧、冷、熱
 化学因子=ブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジン
・管腔臓器は筋層、実質臓器は被膜に自由神経終末が分布
・体性痛→壁側腹膜の痛み。体性神経、A-δ繊維(太くて速い)支配。
 内臓痛→臓器の痛み。自律神経、C繊維(細くて遅い)支配。消化管の痛みは蠕動に伴った疝痛、実質臓器の痛みは持続痛。
 関連痛→同じ脊髄分節が支配する部位に生じる体性痛。左は左、右は右。
・胃、膵、小腸、胆嚢→腹腔神経叢→大内臓神経→T5-9
 結腸、虫垂、骨盤臓器→腸間膜神経叢→小内臓神経→T10-12
 S状結腸、直腸、腎、尿管、精巣→T11-L1

内臓痛
・十二指腸潰瘍は空腹で増強、胃潰瘍は食事で増強
・胆道疾患は脂肪食で増強。マーフィー徴候→右季肋部を圧迫すると深呼吸で右季肋部痛が増強。
・膵炎、膵癌は胸膝位で軽快。
・腹部アンギーナは食後30分で腹痛。上腸間膜動脈の動脈硬化。
・過敏性腸症候群は排便排ガスで軽快。ストレス、食事で増強。
・虫垂炎は心窩部痛→臍中央疼痛→右下腹部痛
・腹膜炎は押した時も痛いが離すともっと痛い(反跳圧痛、ブルンベルグ徴候)

腹膜刺激症状→カカト落ろし試験、筋性防御、消化管穿孔では板状硬、反跳圧痛

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