大腿骨頭壊死の病期
stageⅠ単純Xpで異常なし、しかしMRIT1でband pattern(骨頭に帯状の壊死部位)
stageⅡ単純Xpで帯状硬化像
stageⅢ単純Xpで骨頭に圧潰
stageⅣ単純Xpで臼蓋骨頭の関節裂隙狭小化
治療
stageⅠ→免荷(2,3年)骨頭穿孔術で生検
stageⅡⅢ→骨切り術(骨頭をずらして正常部位を関節面にする)、骨移植(壊死部位掻爬+腸骨腓骨移植)
stageⅣ→人工関節置換術、人工骨頭置換術
先天性股関節脱臼の診断
ウォーレン線→Y軟骨を結ぶ水平線、正常骨頭はこの線より下
オンブレ線→臼蓋縁からウォーレン線に引いた垂線、正常骨頭はこれよりも内側
シェントン線→閉鎖孔上縁と大腿骨頸部内縁はひとつながりの曲線が描けるのが正常
カルベ線→腸骨外縁と大腿骨頚部外縁はひとつながりの曲線が描けるのが正常
CE角→骨頭骨端核/臼蓋外側ラインとオンブレ線との角、25度以上が正常
先股脱の治療
乳児期:リーメンビューゲル1ヶ月→だめならoverhead牽引→関節造影下に徒手整復→骨切り術
骨切り術は処女歩行後の整復困難例にする
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